友人よりお預かりした
SONY EM-2
5号リールの掛かる、オープンリールテープレコーダー
通称「デンスケ」
年代は1970年前半で、後継機種のEM-3が当時33万円だったので
同じくらいの値段か、もう少し高価だったかもしれない。
当時の初任給が、5万円だった時代である
もちろん、完動品で
動作の様子はこの様な感じ
(クリックしてね)
外観はこんな感じ、かなり重厚で
肩がけベルトが付属
サーボ管理もメーターでできるので業務機の風格
1モーター仕様で
ガイドプーリーに、シンクロ確認用の縞模様が
内蔵されている様なのでネジを外して
差し替えると出現するタイプです
(預かり物なので、分解はしません)
電池駆動で、画面右側の単一電池8本がモーター用
左側が録音再生アンプ用の単二電池が6本という構成
EM-2は、録音・再生が1ヘッド仕様
50年近いデンスケではあるが
非常に綺麗な筐体
このシリーズは、外部スピーカーを接続してモニターする
そのモニタースピーカーとヘッドアンプを
最近まで所有していたのだが
出番もなかったので処分してしまったのが悔やまれる
クリスタルイヤフォンをデンスケに接続する
ハイインピーダンスな仕様である
音楽を聴いた感じ
モノラル仕様ではあるが
ワウフラッターが非常に良好で
当時、街頭でのインタビュー収録に使われるだけあり
落ちついた耳あたりの良い音質的な印象である
久しぶりにデンスケの音を聴いて
本格的にテープレコーダーに
ハマりそうなきっかけを頂きました
友人に感謝です
大切に保管しつつ
時々、錆びない様に稼働させます