一人親方企業が便利だと思う商工会議所との付き合い方

商工会議所というと、年始の賀詞交歓会で会頭が呑んだくれているイメージしか
なかったのだが、会社を経営する身になって、なんとなくそんなイメージがかわった。

以前も触れたが、普通、労災は会社の従業員が入るための保険だが、
一人親方企業も、独り身が故に体が資本であり、有事の際は保証が必要になってくる
そんな親方にオススメなのが、

　日本全国にある「商工会議所」への加入である。

月々の加入金額は、1口3000円以上　2口以上が条件であるが
入っているだけで加入できる労災がある。

それが、労災保険　特別加入制度である。

手続きは商工会議所にて簡単にできるので、
重労働は一人親方にはオススメのものである。

金額は、仕事の内容や従事する時間と自身の報酬のよって幅があるが、
私の場合、年間で3万円弱である。

掛け捨てにはなってしまうが、万が一を考えると高くはない金額だ。

そして、もう一つ、一人親方企業には「退職金」というものがない、
でも、退職後をどう考えるかにもよるが
せいぜい65歳くらいまで元気なうちは仕事がしたいはず、でも
一般的な年金だけでは生活がままならないのは重々承知なので、
仕事ができるうちは貯められるものは貯めて、あとに利子をつけてもらう仕組みがコレ、

中小機構の小規模企業　共済制度

中小企業向けの退職金制度は、いろんな金融機関や証券会社が
行っているが、変に外資の投資ファンドに手を出しているので
掛け金が行方不目になってしまったりして、非常に先行き不安な機構が多いのが一般的だが、
この中小企業は、今の所、手堅く怪しいファンドには関わっていないので
安心できる機構だと感じる。

自身もこの制度に加入して8年ほどが経過しているが
着々と貯めているし、職員の対応も丁寧なのでが安心できる。

一口　3000円から始められるのだが
私の場合は、数万づつ託している。

仕事の運営資金の借り入れができたりするので、
利用しない手はない。

私のプロでクションは裕福ではないが、万が一のことに備えて
少ない掛け金でも有事の際は動じることがない基礎は築いておきたい。