「1票の格差」1.998倍に=衆院画定審、区割り案勧告―法改正見通せず(時事通信) - goo ニュース
札幌高裁によって「最小限の改定にすぎない」と厳しい評価を受けている「0増5減」に
関しても、例えば、減らされる県の一つである山梨県の横内正明知事は26日の定例会見
において「大都市と地方で『1票の格差』があることはやむをえない。無効は踏み込み過ぎ
ではないか」と疑問を呈している。「地方は伝統文化を継承し、人材もきれいな水も大都市
に送っている。大都市が存続するために地方は必要不可欠。限りなく格差が1に近ければ
良いものではない」と語っているが、「0増5減」でさえも限りなく格差が2に近いわけであり、
全く理屈が通っておらず、基本的人権の意味が理解できていないと言わざるを得ない。
とにかく何よりも横内正明は地方の住人が都市の住人よりもあらゆる面において“2倍”で
あることを証明しなければならないはずなのである。