ザ・エージェント
1996年/アメリカ
「君が僕を完璧にする」
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
アメリカ有数のスポーツ・エージェント会社SMIの有能なエージェントとして活躍していた主人公のジェリー・マグワイアがそれまでしてきた自身の仕事の仕方に疑問を持ち、初心に戻って理想の仕事へのアプローチを綴った「自分たちが思っていながら口にしないこと」という使命の宣言書を一晩で書き上げて、会社の仲間に配ったものの、ジェリーの理想は会社に不利益をもたらすために解雇されることになる。
優秀な部下だったボブ・シュガーとクライアントの争奪戦を展開することになるが、ボブが効率よくクライアントを獲得している間に、理想を追求するジェリーはアメリカン・フットボール選手のロッド・ティドウェル一人に誠実に対応していたために、わざわざ電話をしてくれていたクライアント全てを失うことになり、やがて恋人のアヴェリー・ビショップもジェリーの元を離れ、会計係のドロシー・ボイドだけを連れてジェリーはフリーのエージェントとして活動することになる。
しかしジェリーの孤独さは彼の誕生日の時に流された同僚たちのビデオメッセージで既に明らかにされている。仕事に対しては極めて熱心なのであるが、プライベートとなると意外と冷めているのである。それは彼の唯一のクライアントであるロッドが家族に対しては極めて愛情深いのに、仕事に関するとミスを他の選手に押し付けることと対象を成す。
理想を追求するジェリーはドロシーの気持ちを理解し、ドロシーの息子のレイ・ボイドが自分になついているということでプロポーズする。レイのベビーシッターであるチャドにお祝いとしてジェリーがマイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの1963年のライヴアルバムを渡される理由は、結婚生活においては理屈ではなく感性が大事だという暗黙のメッセージだったはずだが、自分自身の感情が伴っていない結婚は上手くいかなくなる。そんな時に、プレーオフ進出がかかった試合中にタッチダウンを試みたロッドが相手選手から猛烈なタックルを受けて気を失う。しばらく動かなかったロッドを心配そうに見つめるジェリーや彼の家族たち。ようやく目覚めたロッドは一躍ヒーローとなる。命懸けでこなした仕事を評価されたロッドは仕事に情を込めることが出来るようになったのである。ヒーローインタビューを受けたロッドは自分のエージェントであるジェリーの名前を出して感謝の言葉を述べる。その時、ようやくジェリーの心の中でも仕事に対する情熱と恋人に対する愛情が重なり合う。ジェリーがドロシーの家に行って言った一言「君が僕を完璧にする(You complete me)」はかつて2人がエレベーターの中で出会った聾唖のカップルが言葉ではなく手話で交わしていたフレーズであり、言葉が‘身に付く’瞬間が2人にも訪れたのである。
ドロシーの家の壁に貼られていたポスターのロゴが「PATIENCE(忍耐)」で、皮肉が効いている。
for my d…aughter?(娘のため?) キャサリン妃うっかり(産経新聞) - goo ニュース
ハリセンボン春菜、ぶちゃいく1位に強気発言「ビジネスブスみたいなところある」(ORICON STYLE) - goo ニュース
今年7月にウィリアム英王子との第1子を出産予定のキャサリン妃が、訪問先の英国東部
の港町グリムズビーで、支持者の女性からぬいぐるみをプレゼントされた際「I will take
that for my d…(私のd…のためにいただくわ)」と言ったところであわてて口をつぐみ、
女性が「daughter(娘)と言おうとしましたね」と確認しようとしたが、キャサリン妃は「話せま
せん」などと言って立ち去ったというが、これが「daughter」ではなくて「dude(野郎)」だと
したら、更に「looks like a lady」だったらどうするのかと、私はエアロスミスを聴きながら
思っていたが、「dude」はアメリカの俗語だから関係ないらしい。女芸人“ぶちゃいく”部門の
一位になった「ハリセンボン」の近藤春菜は「ビジネスブスみたいなところもありますからね」
と強気なコメントで答えているが、養豚場で飼育されている豚は全て“ビジネスブタ”である。