五月のミル
1989年/フランス=イタリア
フランス五月革命の軌跡
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
1968年5月、南フランスのジェール県に住むヴューザック夫人の突然の死をきっかけに同居していた長男のミルが訃報を娘のカミーユの家族や、弟のジョルジュや姪のクレールに伝え、集合することになるのであるが、それはまるでシャルル・ド・ゴール大統領の動向の不安定さによるフランスのパリで起こった五月革命における学生を中心とした市民たちの反体制運動のように、母親という‘権力’を解かれたヴューザック家の人々は早速家の売却を含む遺産分配の話をしだすのみならず、クレールの自身がゲイであるというカミングアウトを含む色恋沙汰が生じ、フリーセックスまで叫ばれる有様である。
しかしド・ゴール大統領の統治により反体制運動が収束したように、母親の葬儀を終え、ミルが家主に決まると、熱が冷めたようにそれぞれの帰途につく。それはまるで作品の冒頭で騒いでいたハチの集団から、ラストで村の工場主のプテローが垂れ流した汚水によって死んだ川の魚の集団というイメージで閉じられる。死んだはずの母親とミルがダンスをする理由は、‘革命’に失敗し疲れ果てたミルの古き良き時代だった‘統治者’を懐かしむ郷愁であろうか。
大阪市公募区長、初の更迭 橋下市長「適格性欠ける」(朝日新聞) - goo ニュース
昨年8月に公募で東住吉区長に就任した和田智成は、市長が招集した会議を欠席したり、
途中退席したり、他の区長と足並みを揃えない行動も多く、職員の不祥事による給与の
自主返納を拒んだり、市が進める地域団体の支援事業を区の判断で打ち切り、14年度
から学校選択制を導入することも見送り、橋下市長が理由を訊こうと呼び出しても用事を
理由に来ることはなく、赤バスと呼ばれる、年度末で廃止される地域密着型バスの代替
交通手段を巡っては和田区長の呼びかけを受けてタクシー会社が参入を表明したが、
市営バスと一部の路線が重複し、交通局が反発していたという。驚くべきはこのような人が
かつて経営コンサルタントをしていたという事実である。逆に言うならば経営コンサルタント
という肩書きに騙されて実はポンコツを区長に据えた嫌いはあるのではないだろうか