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ブロードウエイ・ミュージカルの映画化です。 アニーの映画化はこれが二度目。 私はおおよそのあらすじは知っていましたがミュージカルの舞台はもちろん前作の映画も観ていないので比べることはできませんが・・・
やはりブロードウエイでヒットするということは それなりの作品ということでしょう、十分に満足できる映画でした。
1977年が初演のミュージカルなので時代背景も当時とはかなり違っているので この作品では現代の子どもたちが観ても分かり易くなっていると思います。
オリジナル作品では赤毛でそばかすの女の子だったアニーの風貌が変わっていましたし、スタックスの職業も携帯会社のオーナーでニューヨーク市長選を狙う設定になっています。
そして意地悪なミス・ハニガンが心に傷を負ってひねくれているけど実はやさしい人物、という設定に変わっています。
ハッピーエンドの映画の好きな私、もちろん『アニー』は観たいと思ったのですが それに加え主人公を演じるクワベンジャネ・ウォレスを観たいと思いました。
彼女は6歳の時に『ハッシュパピー~バスタブ島の少女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた天才少女です。 さすが天才少女、歌もダンスも感動しました。
そして・・・なんと あのステキなキャメロン・ディアスが悪役だなんて!! 華のある人ってこうなんでしょうね、誰よりも輝いていました。
ストーリーもキャストも最高の映画でした。
現実の世界では つらく悲しいことも多いけど この映画を観ると人間っていいな、と思える温かな物語です。