ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

がら空き送電線

2018-02-05 | 政治
2014.7 風のガーデン    今頃は深い雪の中なんだろうな

先日、日本の再生エネルギーを妨害するのは電力会社と政治だと書いたが、

がら空きの送電線についての新聞記事を目にした。

京都大学のチームが大手電力会社の送電線の使用実態を調査したところ

使用率は20-50%となっていたそうだ。

それにもかかわらず、風力や太陽光など再生エネルギー会社が送電線の

使用申請をしても「満杯状態で空きがない」と断られているのが実態。

満杯の理由は、現在休止中の原発がフル稼働した場合の送電量を想定して

のことだそうだ。

現在太陽光発電を国の補助金をもって電力会社に買い取らせる制度があるが

(買取価格が年々下がり、コスト割れするように進められている)

原発事故後に急いで太陽光への依存を進めようとした政策に、電力会社から

会社存亡をかけた方向転換が働きかけられた結果だろうと思う。

送電できない電力を発電しても売ることができず、再エネ会社は倒産する

ということになる。

国の将来より現在の電力会社の既得権益を優先している。

国会討論も自民党の女性議員の「礼賛質問」や野党議員のモリカケ質問や

線香問題ばかりでなく、政治家として国の未来を真剣に考えろといいたい。


ジイサン、そんなことで熱くなるより仮想通貨で大儲けすること考えたらー