ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

金融緩和の着地点はどこ?

2018-02-20 | 政治
我が家の夏みかん  2本あり全部で30個くらい実がついている

政治の話です。嫌いな方はスキップして!

日銀の黒田総裁の続投が濃厚のようだが、副総裁に有力な若田部早大教授の
考え方は、経済活性化のためには継続した金融緩和が必要であり、
財政健全化は急いでやる必要はないというもの。
国民一人当たり800万円以上の借金を将来につけ送りする政策が許されるのか
大いに疑問視していたが、最近分からなくなった。
つまり借金は国債という借用書に変えられ、日銀が印刷した円で買い取って
保管する仕組みだが、外国に買い取られた国債でない限り返還要求もない。
借金返済のため財政健全化として緊縮財政をしたら、いっぺんに不景気になり
社会保障費も回らなくなって不幸のどん底に落ちるだろう。
1000兆円を超える借金はとても返却できる額ではなく、まともに考えるのは
バカといわれそうだ。
最近野党もあまり財政健全化といわなくなっているのもこのへんにありそう。
というわけで、若田部教授の言うように、健全化は急ぐ必要はないとして足りない
お金は当面どんどん印刷して賄えばいいということになる。
こう考えてくると、一体お金の価値は何なのか?
仮想(仮装)通貨のようにお金の価値がわからなくなってしまった。
浜矩子教授の言うように、冬のジャンプ競技の着地点はわかるが経済の飛翔先は
分らないということか?