ケンのブログ

日々の雑感や日記

いとしのエリー

2021年05月20日 | 日記
今日、地下鉄に乗ったら、ちょっと浮浪者風のおじいさんが、サザンオールスターズの「いとしのエリー」のサビの部分。

“”笑ってもっとbaby 無邪気にon my mind“”

のところを繰り返し歌いながら車内を行ったり来たりしていた。

ちょっと怖かったけれど、メロディーをかなり正確に歌っておられたので逆に多分、大丈夫だろうとも思っていた。

ただ、おじいさんの気持ちを刺激しないようにと思って、下を向いて不動の姿勢でいた。

車内に、女性も何人か乗っていた。

こういうとき女性はどういう気持ちになるのか、というのはちょっと男の僕には想像つかない。

僕自身は、別におじいさんが僕のところに抱きついてきたりしたとしてもなんとかする自信はそれなりにあった。

ただ、やはり、油断してえらいことになったら困ると思って、努めておじいさんのことを刺激しないように、下を向いて不動の姿勢を保っていた。

女性も、逃げたりする人は一人もいなかった。僕の個人的な感想として、それが正解だったと思う。

逃げたりしたら、逆に、おじいさんの感情を刺激してまずいように思った。

と、いうのも、たとえば、車内でちょっと咳やくしゃみをしただけで、さっと逃げていく女性に遭遇すると、僕自身も、ちょっとムカっとくることがあるのは事実だから、、、。

くしゃみといっても、僕の場合、寒暖差のアレルギーで出る場合が多いし、そういうので逃げられると、あまりいい気分にならないことは事実。

さいわい、2つ目の乗降客の多い駅でおじいさんは降りたから良かった。

ホームでもそのまま「いとしのエリー」の
“”笑ってもっとbaby 無邪気にon my mind“”を繰り返して歌っておられた。

まあ、コロナやし、ストレスで鼻歌歌いたくなるのかもしれない。

しかし、年代的に、いとしのエリーを知っている年代ではないおじいさんのようにみえたけれど、どこで覚えたんだろう。たとえサビだけとはいうものの、、、。

まあ、最近はいろんな人がカバーして歌っているから、そういう機会があるのかもしれないと思った。

ところで、僕、「いとしのエリー」の歌詞の中では

“”あなたがもしもどこかの遠くへ行きうせても
いままでしてくれたことを忘れずにいたいよ
もどかしさもあなたにゃ ほどよくいいね“”
というくだりが好き。

特に “”もどかしさもあなたにゃほどよくいいね“”というところ。

最高だなと思う。

僕が上に引用した部分は、歌詞が全体に、字余り気味になっていて、

一番と微妙に節回しを変えなければ歌うことができない。

そういう手の込んだ歌って、やはり、サザンはすごいなと思う。

基本的に、それまでの日本のポップミュージックにはあまりなかった手の込み方だから、、、。

高校2年のときに、ちょっと女の子に冷たくされたことがあって、落ち込んでいて、そのとき「いとしのエリー」がヒットしていて、いろんなところで流れていて、「いとしのエリー」を聴くとその時のことを思い出す。
 
僕にとっては、過去の情景や、心象とかぶっている歌だなと思う。

まあ、それはそれとして、どうぞ、毎日無事にすごせますように、それを一番に願っていきたい。



いつもと違う夏

2021年05月20日 | 日記
僕は、多分、元来は暑がりの方だと思う。

しかし、コロナで、電車が窓を開けていてその風に当たったりして、暑いということよりも、体が冷えるということを特に今年は意識するようになってしまった。

そのため、季節感と言うかそういうものが身体感覚的にちょっといつもの年と違ってしまっていることがある。

ただ、ここ二三日は雨模様で空気も湿気の多い日が多かったと思う。

そうすると、ずっと5月になっても着ていたユニクロのヒートテックの下着が、湿気で肌にピタッとまとわりつくような心地の悪さを覚えて、ヒートテックの長袖の下着から一気にエアリズムの半袖に変えてしまった。

やはり、もう夏だなと思う。

エアリズムの半袖の下着の上に、カッターシャツを着るというのが基本だけれど、やはり、換気で寒い場合に備えて、ブルゾンとネックウォーマーはかばん(リュック)の中に入れて出かけるようにしている。

こういうコロナの時ならではの持ち物が意外と多いなと思う。

マスクも、医療用の分厚い綿とチタンの合成繊維でできたものと、呼吸が苦しくなったときに備えて通気性の良いものを持ったりしている。

しかし、今日などは家にいると、もう、半袖の下着一枚になっていたりするので、さすがに暑くなってきているんだなと実感する。

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3日くらい前にJRのツバメの巣の下にあった糞を受けるためのダンボールの箱が撤去してあった。

ひなが随分大きく育っていて、もうすだちも近いなと思っていたタイミングだったので、きっと無事巣立ちしたことと思う。

それにしても駅員の人はそういうの、よく観察しているなと思う。

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コロナで経済が低迷している。新聞には、人口が減少していく時代に経済成長をするには、デジタル化などを含む生産性向上、海外市場の開拓が欠かせないという主旨のことが書いてある。

デジタル化などを含む生産性向上と言っても、還元すればデジタル化による、コスト削減なのではないかと思ってしまう。

経済に疎いので、そこまでして経済成長というものにこだわらないと、どんな不都合が出てくるのかということがなかなかわからない。そのあたりをわかりやすく説明してくれるニュースってなかなかないように思う。

いっそのこと、経済成長がなくても生きていけるんだよ、生きる方法はあるんだよ、と言ってくれる経済学者がでてきてもいいんじゃないかと思うこともある。

素人だからそんなお気楽なことを言えるのかもしれないし、逆に、経済成長がなくても生きていく方法があるのかもしれないし、、、。

コストカットということが叫ばれながらも、再生可能エネルギーへの転換は、逆に発電コストが高くなって、そのしわよせは、電気代の値上げ(電気の固定価格買取制度の負担の増大)という形でやってくるだろうということも新聞にはかなりはっきり書いてあるし。

本当に、誰が何を考え、どこへ行こうとしているのかわからない時代になったものだとしみじみと思う。

なるようにしかならないとおもうけれど、なんとか無事に毎日過ごせるようにとそれを第一に願っている。