ケンのブログ

日々の雑感や日記

暑い日が続く

2018年07月31日 | 音楽
暑い日が続くけれどちょっと体がなれたような気がする。
僕の母は若い頃から暑いのが苦手だったようで
いつもこの時期になると
「あともう少しで立秋、立秋になると
違うから」というのが口癖だった。
大阪南のT町に行った。
この町にくるとついノーベル賞の山中伸弥博士の母校の
高校を見に行ってしまう。
今日もその高校の外から校舎を見たけれど
そこには今日も山中伸弥先輩に続けという垂れ幕が
鉄筋コンクリートの校舎に掲げられていた。
その高校の生徒と思うせいか
校舎からちらほら出てくる生徒の顔が
なんだか賢そうに見える。
僕は暗示にかかりやすいタイプなのかも知れない。
隣の町に戻ってきて市民交流センターへ。
エレベーターにのったらおばちゃん同士が
「暑うなってきたなあ」 「ほんまに」と
口々に話していた。
確かにこの季節、外から歩いてきてエレベーターに乗ると
汗がどっと出てくる。
お化粧崩れしないか心配になってくる。
ただ、ちょっと調べてみるとあせでも崩れにくい
ファンデーションというのはあるようだ。
そのへんは僕は男なのでよう知らんけど、、、。
昨日、ちょっと明るい音楽を聴いてみたいと思って
心に思い浮かんだのがメンデルスゾーンの交響曲第4番 イタリア
ユーチューブで検索するといくつか候補が出てきたけれど
クラウディオ アバド指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
の演奏を聴いてみた。
ほんとうにエレガントな演奏。
クラウディオ アバドさんってほんとうにエレガントな方だなと思う。
村上春樹さんの小説に
スパゲティはゆで上がろうとしていた
クラウディオ アバドはロンドン交響楽団を
その音楽的最高潮に持ち上げようとしていた
というような記述があるけれど
春樹さんがクラウディオ アバドをそんなふうに
小説の素材に用いたくなる気持ちが何となくわかるような気がする。
だって、エレガントだもの、、、。
それにしてもメンデルスゾーンの音楽の明るさというのも
ちょっと他の作曲家には醸し出せない
彼だけに固有の才能だなと思う。
音楽といって思い出したけれど
先日身内のものと話していたら
僕の故郷の町の文化会館に名古屋フィルハーモニーが来て
演奏するらしいよとのことだった。
何を演奏するのと僕が聞いたら
なんか、ラベルらしいわ、というので
ラベルだけではわからんとて自分でネットで調べてみた。
すると、ラベルはプログラムに入っておらず
ドビュッシーとラフマニノフが入っていた。
同じフランスの近代音楽と言うことで
ラベルとドビュッシーを勘違いしたのか
それとも同じラで始まると言うことで
ラベルとラフマニノフを取り違えたのか
定かではない。
そのプログラムのなかにはスッぺの軽騎兵序曲も入っていた。
軽騎兵序曲は僕が幼稚園の時に母が買ってきてくれた
LPに入っていた曲で、僕はそのころ軽騎兵序曲が
大好きな曲のひとつだった。
ちょっと懐かしくなってこれも昨日
ユーチューブで聴いてみた。
カラヤン ベルリンフィルハーモニーのものを聴いたのだけれど
カラヤンってこういう曲をとてもうまく演奏するなと思う。
それにしてもこの軽騎兵序曲
たぶん民謡の要素なども入っているのだろうけれど
メロディーラインの作り方が絶妙だなと思う。
すばらしい音楽はどこにでもあるものだなと思う。

若人よいざ一球に一打にかけて

2018年07月30日 | 日記
台風が過ぎて涼しくなったかなと思ったのもつかの間
またすっかり暑さがぶり返している。
隣の町の郵便局ではエアコンが故障してしまって
大型の冷風扇を入れていた。
かなり強力に冷風を送る冷風扇なのだけれど
冷風扇はやはり冷風扇。
空気の湿気まで取ることはできない。
郵便局のなかはかなり蒸し暑かった。
本当にこんな暑いときに空調の故障って運が悪いと思う。
なかで働く人は大変だと思う。
青少年センターにくるとBGMに甲子園でお馴染みの
ブラスバンドの応援曲が流れている。
ピンクレディーサウスポーも甲子園の応援の
ヘビーローテーションのひとつ。
歌詞に 背番号1のすごいやつが相手
フラミンゴみたいちょいと一本足で。。。
とあるのだけれど
僕の世代のものが歌詞を聞いたら
王貞治さんのことを題材に歌詞がつくられていることは
すぐにわかる。
超ヒット曲の歌詞の題材に自分のことが使われてしまうなんて
王さんって本当にすごいなとしみじみと思ってしまう。
また、そういう時代だったんだなと思う。
本当にあの頃はみんな王さんのホームラン記録に興奮していたし
女の子はピンクレディの振り付けを真似たりしていた。
王さんも数年前に甲子園で始球式を努められ
みごとに外角低めに決まったことが忘れられない。
ほんとうにスローボールではあったけれど
あの始球式は球がきれいに弧を描き
外角低めに決まったなと思う。
王さんのあのときのものごしの低いマウンド姿も
忘れなれない。
新聞をみると全国の大半の代表は決まっている。
通常は一代表の府県がなぜか今年は二代表になっているところも
あるので、おや、と思って新聞をみると今年は
第100回大会となっている。
なんかそういう数字をみると感慨深いものがあるなとおもう。
僕の記憶に間違いがなければ戦後まもない頃に行われた
夏の甲子園の決勝は岐阜高校と湘南高校という
今では考えられないような県立のトップクラス進学校同士の
対戦があったような気がする。
戦後のどさくさといえばそれまでかもしれないけれど
こういうところにも高校の伝統ってきざまれるものだなとおもう。
BGMには夏の甲子園の大会歌、栄冠は君に輝くもかかっている。
加賀大介さん作詞、古関祐而さん作曲の
勇壮な歌。
二番の歌詞に
若人よいざ一球に一打にかけて
青春の讃歌をつづれ
とあるけれど
一球に一打にかけて、というところがとても好き。
詞を見ているとうるうるしてくる。
でもほんとうに甲子園って一球に一打にかける場所だと思う。
この曲が発表されたのが調べると昭和23年になっている。
どんな気持ちで戦争直後のこの時代、加賀大介さんと
古関裕而さんはこの曲を作られたのだろうと思う。
並々ならぬ気持ちで作られたことは旋律と歌詞を見ればすぐにわかる。
8月11日山の日はその古関裕而さんの誕生日となっている。
甲子園大会中なんだなとおもう。

台風も過ぎて

2018年07月29日 | 日記
昨日は隣の町の市民交流センターに来ていたら
午後五時前くらいに係りの方がみんなに
「暴風雨警報が出ましたから、今日は皆さん
お帰りください」とおっしゃった。
外は、まだ穏やかだったので、ええほんま?と思った。
「全然、暴風雨やないやん」といっている人もいた。
「だから暴風雨になる前にみなさん安全に
お帰りくださいと言うことなんです」と係りの方がおっしゃった。
確かに夕方くらいからちょっと生暖かい風が吹いてきて
不気味な気がした。
実際に僕がすんでいるところの風雨のピークは
夜中だったように思う。
朝にはもう風がかなり弱くなっていた。
台風がさって多少は涼しいような気もするけれど
それでもまだ十分に蒸し暑い。
まだまだ、暑い日は続くのだろうなと思う。
市民交流センターにくると土曜日なので
高校生くらいの年齢の子が多い。
考えれば今は夏休みなのだと思う。
勉強をしている子をみるとたぶん来春に受験なんだろうな
と思われるような子もいる。
予備校に勤めていたので広げているテキストをみると
だいたい、どんな受験をするのか想像がつく。
合理的なテキスト選びをしている子が多いなと思う。
しっかり勉強して合格してほしいと思う。

松田聖子 ハートのイヤリング

2018年07月28日 | 音楽
僕が10代、20代のころに活躍した女性アイドルで
今振り返ってすごいなと思うのは山口百恵さん。
特に宇崎竜童さんと阿木耀子さんの作詞作曲になるものは
素晴らしい。百恵さんにしか表現できない世界
並ぶもののなき世界だなと思う。
宇崎竜童さんの歌を歌い始めた頃から百恵さんは
急にかっこいい百恵さんへと変貌をとげ
そのままかっこよく引退してしまったような気がする。
松田聖子さんはどうかというと悪くはないと思うのだけれど
この年になってからもう一度振り返って
ユーチューブなどで彼女の歌を再生してみると
なんか今一つハートにノックしないような気がした。
まあ、松田聖子ってそんなもんか
それに、松本隆の詞もなんか作り物っぽい世界やしなと思っていた。
ところが何日か前やはりユーチューブで
ハートのイヤリングという曲を聴いて
おや、これはちょっと違うぞ、と思った。
リズムに独特の重量感がある。
曲調が明るく堂々としている。
これはちょっと違うなと思って調べてみたら
作曲は佐野元春さんがHolland Roseというペンネームで書いたものであることが
わかった。
それはすごいだろうと思った。
聖子さんも服装がタブタブのズボンにブラウスの上に
カジュアルなジャケット
ヘアスタイルは100ボルトのコンセントで感電した髪を
そのままスプレーで固めたような独特のヘアスタイルだけれど
けっこう楽しそうに歌っておられる。
何回かこの歌を繰り返し再生してみると
聖子さんって歌にたいしてとてもひたむきなんだなというのも
伝わってくる。
ひたむきだなと思って聖子さんの歌う姿を見て
音楽を聴いているとちょっとうるうるっときたりする。
やっぱり一世を風靡した方ってちょっと違うなと思う。

七月二十七日

2018年07月27日 | 日記
昨日とても暑かった。
なんかちょっとボーッとしてしまうくらい暑いと感じた。
コンビニの店員さんに「暑いですね」と言うと
「そうですね、でも明日からちょっとましになるそうですよ」と店員さんはおっしゃった。
それで今日になったらなるほど昨日よりかなりましな気がする。
店員さんのおっしゃったことが的中したと思った。
僕のマンションから線路を隔てた向こう側にかねてから
新しいマンションが建築中だった。
いままでは漠然と新しいマンションがたつんだなと思っていた。
ところが半月くらい前から新しいマンションが頭角を表してきて
とうとう僕がすんでいるマンションと同じくらいの高さまで
建物が出来上がってきた。
そうすると建物ができたという嬉しさよりも
あそこのマンションあんなに高くなったんか
これでは風呂から出てからはだかでおったりして
双眼鏡でのぞかれたりしたらいややなあという思いが
むくむくと首を持ち上げてくる。
まさかそんなふうにのぞくひとがいないだろうと思っても
やっぱりなんかいややなあと思ってしまう。
夜になったらまめにカーテンをしめなくてはとか、、、。
ベランダにはだかで出ないようにとか、、、。
しかし、向かいのマンションはあれだけ線路のそばで
防音は大丈夫かなと要らぬ心配をしてしまう。
もちろん今時のマンションだからそれなりの防音は考えているだろうけれど。
でも僕だったらあれだけ線路に近かったら購入を見合わせるかもしれない。
八王源先生というのは独特の論理の持ち主で
僕によく
「線路の近くは土地や建物の値段が安い。
それでそこに土地や建物を買っておいて
鉄道の会社に騒音がうるさいと訴訟を起こす。
そんなバカな話があるかね」と僕によくおっしゃっていた。
僕は八王源先生独特の論理だなと思いつつも
そうですね、と言っていた。
あれにつけ、それにつけ、八王源先生のことを思い出すなと思う。
線路の土手をみると夏草が生い茂っている。
しかし、何となくその夏草ももう盛りはすぎているように思う。
立秋ももう近いなと思う。
季節はめぐり、、、。