今月の初旬に 岐阜長良川で鵜飼を見たときに とも乗りと呼ばれる、舟尾で舟を操る人が教えてくださった話し。
鵜呑みというたとえがあるほど 鵜は魚を吞み込むのが得意ですが、その鵜でさえも呑み込みこむのに難儀する魚があります。
とれはどんな魚かというと「うなぎ」です。つまりこういうことです。鵜も呑み込むのに難儀しはる、鵜もなんぎする、それで「うなぎ」と呼ばれるようになったそうです。
鵜もなんぎする魚それが「うなぎ」ということでございます。
また、鵜飼は鵜に呑み込んだ鮎を吐き出させることで成り立つ漁法です。
しかし、その鵜も呑み込んだら絶対に吐き出さない魚があります。
それは、鯉です。
なぜなら「こいは、はかない」こういうことだそうでございます。
なるほど、そういうことだったのか、知らなかった。
それはともかく 一日 いちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。