医大生・たきいです。

医大生的独言。

胸って揉まれると恥ずかしい

2016-03-08 23:59:59 | 医大生的生活

なんやかんや毎晩飲み会で、今晩も古いつながりで同級生4人が集まりましたとさ。医大生・たきいです。




重い試験のあと、春休みを前にして課される実習に何食わぬ顔で学年全員が真面目にやっているあたり、この大学って洗脳されているんだなって思わずにはいられないけれど、やるからにはある程度は真面目にやりたいと思ってしまうところが我々の医学生たる所以であります。

外科系とマイナー科系の実習が続きながら、乳腺外科の実習が、乳腺外科といえば、乳癌。実際に触診してみようというわけである。じゃあ女子医学生たち脱いで…というノリに先生談では海外ではなるらしいが、流石にここは日本なので模型のご登場となる。では私がと、率先して被験者となった。

乳房の触診は、仰臥位でやるものと、対面座位でやるものの2種類がある。対面座位でやるものは、男子学生が乳房の模型をつけて被験者をさせられる。

全国的に男子子出身者は「出せば許される」みたいな環境で育ってきたものだから、それほど「出す」ことはもちろん、「揉まれる」ことにさえ抵抗はないものなのだが、異性の、つまり女性の乳腺外科の先生がやってきて揉まれるという局面に男子校出身者が遭遇すると、これはなかなか恥ずかしいものである。異性がいる環境だけで羞恥心を感じるものなのだ、これは少々真面目な環境だからこそ学べたことだった。

さらにはちょっと綺麗な乳腺外科の先生も


「恥ずかしいでしょ~」


なんていってきて、ますます恥ずかしい。羞恥心を感じられたことこそいい勉強になったと思う。

分からないことがあるからこそ、いろんな人の話に耳を傾けてみるべきなのだ。







(技術的に乳房の触診って難しいなと感じた人)

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