医大生・たきいです。

医大生的独言。

薬理と病理で「疫病神」

2013-09-09 23:36:44 | 医大生的生活

電話ごしに「たきい」と発音して伝えるのが地味に難しいです(笑)。練習したことさえあるがなんだか慣れぬ。「たき」とか「たけい」とか「かきい」とか、聞き間違えられ方も様々だ。文字としての「たきい」は分かりやすいことこの上ないとは思うのだが、如何せん音声としての「たきい」は伝わりづらい。君に届けよこの気持ち。医大生・たきいです。



カリキュラムとしては早い方なのだろうが、この新学期から薬理学と病理学という基礎医学の要てきな科目も開講されて、本棚の重厚感だけは増していく。どの本もキレイなのである。何故本が綺麗なのかということを議論するのは実に難しいことなので省略しておこう。この薬理と病理の二つの科目、進級を阻む大きな壁になっている大学も多いらしく、それぞれ一文字ずつ取って当て字をしては「疫病神」と呼んでは意気消沈している医学部生も多いのだとか。地元にある某旧帝大の学生から聞いてきた。かかる話を聞いてくると身が引き締まる。

しかし、「疫病」という漢字をあててしまうと、筆者の大学に於いては「疫学」のほうにスポットライトがあたってきそうだ。全国80あるのだとかいう医学部のうち、筆者の大学だけ単位が公衆衛生学から独立しているらしい。そういった変なことをしている分、普通に学生生活を送っている分には変な授業という印象のみを受けるのだが(笑)。なにせ授業の欠席一回で単位が認められないのだとか。ウチの大学は最近からなのか出席が厳しくとられるようになったため、他大学医学部の友人から話を聞くのと比較してみれば、ほかの大学よりもきわめて出席率が高いようにおもわれるが、その授業の出席率は100パーセントで、なんだか教室が狭い。

疫病神というのは、医療がまだ発展していなかった古代に、伝染病や重篤な病を恐れて、その判然とせぬ原因として疫病神という存在を見立てたのが始まりなのだという。ならば、サイエンティフィックな病の原因を無視する疫病神という発想が医学部生としては禁忌ではなかろうか。ゆゑにこれらの科目を忌むことなく勉学に打ち込みたいものである。勉強の秋。口だけは。この秋も引き続き口だけの人間でいられそうだ。この一週間前後くらいが一年のうちでもっとも過ごしやすい時期なような気がするから大事にしていきたい。どうせすぐに過ぎ去るのだろうが。この9月はマッハで終わってしまうのではないかという懸念がある。





(冷奴と日本酒が夕飯だった自分はもうおしまいな気がしている人(笑))






↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。