シソ科、Lamiaceae、ニガクサ(テウクリウム)属、、常緑低木、ポルトガル固有種、
学名:Teucrium vicentinum、
葡名:Póloi-vicentino、
2016年2月18日、2018年5月15日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
草丈は 40センチほど。
花は 3~4,5 ミリほど。
この地で初めて目にした。ポルトガルの沿海地(アルガルヴェ地方、アレンテージョ地方)にのみ自生の見られる樹種であるという。
種小名の vicentinum は繫茂するの意味。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はギリシャ語で、ディオコリデスによってこの属につけられた名前 teucrion を語源としている。種小名は「繁茂する」の意。
テウクリウム・ヴィセンチナムはシソ科の常緑樹である。本種は、ポルトガルの沿海地(アルガルヴェ地方・アレンテージョ地方)にのみ自生の見られる樹種である。現地の標高 100m 程度までの砂丘・崖等で、概して石灰岩質な土壌に自生する。樹高は 15~25㎝ 程度となる。茎は良く分枝をし、灰白色な細毛で覆われる。葉は小形の楕円状で、葉の縁部には鋸歯状の凹凸がある、両縁は外側に巻き込むように反転し,先端部はほぼ円頭、基部では茎に対生する。葉の付け根部位には複数の托葉がつく。葉には芳香がある。3~4 月頃、枝先の葉腋に径 3~4㎜ 程度で白色の唇形花をつけるが、葉に挟まれて半開状態となる。(GKZ植物事典より)
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