The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ティムス・カルノスス Thymus carnosus

2022-11-19 09:36:32 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、イブキジャコウ(ティムス)属、イベリア半島地中海沿岸地域原産、常緑小低木、

学名:Thymus carnosus、

英名:Portuguese Thyme 、

葡名:Tomilho-das-praias、Tomiljo-vulgar、Tomilho-das-dunas、

2014年7月7日、2015年6月23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2019年6月17日、エストレマドーラ地方で撮影、

 

ティムス・カルノスス Thymus carnosus の花。

 

花の大きさは3ミリほどの小さな花だが、寄り集まって良い香りを放つ。

 

英名では「ポルトガルのタイム」、ポルトガル名では「砂浜のトミリョ(タイム)」

 

草丈は30センチほど。ハーブ、薬用、精油として活用されている。

 

砂地や赤土に生きる香草、ティムス・カルノススでした。

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の thyein(=芳香を放つ)から。種小名は「柔らかい、多肉質な」の意。

ティムス・カルノススは、シソ科の常緑樹である。イベリア半島沿海地の砂浜に自生する小灌木である。樹高は30~40㎝程度となる。茎も葉も多分に軟質で多肉質である。厚身のある葉は長さ5~7㎜、幅1~2㎜程度の卵形で、全縁、裏面には柔毛が密生する。6~7月頃、茎頂に集散花序を出し、白色で径3㎜程度の唇形の花を多数密着させてつける。花の下には、茎葉よりも幾分大き目の苞葉が花を支えるようにつく。開花時には芳香を放つ。国際自然保護連合(IUCN)レッドリストでは、本種は「準絶滅危惧種(NT)に指定されている。 (GKZ植物事典より)

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キルシウム・パルストレ Cir... | トップ | カルドウス・テヌイフロルス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ポルトガルの野の花」カテゴリの最新記事