キク科、Asteraceae、カルリナ属、イベリア半島原産、
学名:Carlina racemosa、
英名:Branched Carline Thistle、
葡名:Cardo-asnil、Carlina、
2014年7月17日、21日、8月3日、19日、2015年8月1日、5日、19日、2016年8月28日、9月17日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
カルリナ・ラケモサ Carlina racemosa の花。花の直径は3センチほど。
ポルトガルの夏は猛暑で、すっかり枯れ野原。その中で枯れ草のように花をつける。
鋭いとげのある葉やガクに覆われている。
草丈は 50センチほど。
カルリナ・ラケモサ Carlina racemosa でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名はフランク王国のカール大帝(フランス名 Charlemagne)の名に因んでいる。彼が軍隊を立て直すために、この属の植物を用いたからと言う。種小名は「総状花序の」の意。
カーリーナー・ラケモサはキク科の1年草である。本種は、イベリア半島の固有種で、概して日当たりの良い荒れ地や草地に自生の見られる野草である。草丈は50㎝程度となる。茎は上部で良く分枝をする。葉はほぼ線状で、途中に鋭い刺を持つ。8~10月頃、茎頂並びに枝先に、径3㎝程度で黄色い頭花を付ける。花は、周辺に舌状花、中心部に管状花となる。萼片には鋭い刺がある。本種は、とにかく鋭い刺を多く持つので、原産地では厄介な野草扱いされている。(GKZ植物事典より)
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