カヤツリグサ科、Cyperaceae、カヤツリグサ属、マダガスカル原産、多年草、
学名:Cyperus alternifolius
和名:シュロガヤツリ(棕櫚蚊張吊)
英名:Umbrella Papyrus、Umbrella Sedge、Umbrella Palm、
2018年9月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、
多年生草本で、背丈が1m程度、時にそれを越える大型の植物である。
地下茎はごく短く横に這い、密生して花茎を出す。根出葉は鞘を作るが葉身は発達しない。花茎は真っすぐに立ち、断面は丸みを帯びた三角で、つやのある深緑である。
花茎の先端からは多数の苞が出る。苞は細長い葉状で、剣のように真っすぐに伸びる。苞は長さ10-20cm、これが輪生状(実際には短縮された螺旋状) に、ほぼ水平からやや斜め上に、上から見ると放射状に広がる。そのため、細長い茎の先端に葉を広げたヤシの樹形のような姿となる。この部分の形をシュロの葉に見立てたのが和名の由来らしい。
花序は苞の中心から、あるいはそこから伸びる細い花序枝となり、それぞれの先には少数の小穂が掌状に着く。穂が未熟な間は、まるで緑色の金平糖をお皿に盛り付けたように見える。成熟するにつれて柄が伸びて、苞葉の間からやや垂れる。
小穂は長楕円形で長さ5-10mm、偏平で茶褐色。鱗片には短い芒がある。花柱は3。(Wikipediaより)キペルス・アルテリニフォリウス Cyperus alternifolius でした。温泉地にある池のほとりで撮影。
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