The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ロサ・センプレヴィレンス Rosa sempervirens

2022-09-20 09:51:04 | ポルトガルの野の花

バラ科、Rosaceae、バラ属、南欧~北アフリカ原産、多年草、

学名:Rosa sempervirens、

英名:Evergreen Rose、葡名:Roseira-brava、

2015年1月9日、2016年1月15日、2018 年 5 月 23日、28 日、6月 6日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ロサ・センプレヴィレンス Rosa sempervirens。 春から初夏にかけて開花。

 

花は5枚の花びらと多数の雄蘂を持つ。果実は1cmほどで、赤く熟する。

 

北半球の温帯域に広く自生しているが、チベット周辺、中国の雲南省からミャンマーにかけてが主産地で、ここから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播した。南半球にはバラは自生しない。(Wikipediaより)

 

 

 

ロサ・センプレヴィレンス Rosa sempervirens でした。

©2022 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は、ケルト語の rhodd(=赤色)がギリシャ語に入って rhodon(=バラ)となり、ラテン古語では rosa(=バラ)となっている。本来的には「赤色」の意が語源とされる。種小名は「常緑の」の意。

ロサ・センペルヴィレンスはバラ科の常緑樹である。樹高は1,5m程度であるが、茎は地を這うようにして伸び、弦長さ3,5~5m程度の弦状となる。葉は奇数複葉で、小葉は長さ2~5㎝程度の楕円状で、枝に互生する。葉の表面には光沢がある。5~7月頃、枝先の葉腋に径3~5㎝程度で白色の5弁花をつける。本種は開花時に微香を放つ。花後には、径1㎝程度で球状~卵形の果実をつけ橙赤色に熟す。本種は、古代ローマ時代にローマ人によって栽培されていたという。園芸栽培種として導入が始まるのは、17世紀半ばにイギリスで始まっている。本種を育成親として作出されたハイブリッド種は40種類程度ある。(GKZ植物事典より)

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ