goo blog サービス終了のお知らせ 

The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

トラデスカンティア・フルミネンシス Tradescantia fluminensis

2022-01-23 10:40:37 | ポルトガルの野の花

ツユクサ科、Commelinaceae、ムラサキツユクサ(トラデスカンティア)属、南アメリカ原産の多年草、

学名:Tradescantia fluminensis、

和名:トキワツユクサ(常盤露草)、別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)、

英名:Wandering jew、葡名:Trapoeraba,erva-de-santa-luzia、Marianinha,alho-de-santa-luzia、Trapoeraba-rósea、

2010年5月、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2014年9月25日、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

三角形の小さな白い花を咲かせる。 雄蕊は6本あり、毛が生えている。葉は卵形で、対生(向かい合って生える)。草丈は50cmほど。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

 

やや湿っている日陰や水辺に生え、群落を形成する。和名のトキワツユクサは葉が常緑のため、常盤の名がある。

 

属名のトラデスカンティア(Tradescantia)は、17世紀、イギリス、チャールズ1世の庭師(Tradescant さん)の名前にちなむ。種小名のFluminensisはリオ・デ・ジャネイロという意味である。

 

日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化しており、外来生物法により要注意外来生物に指定されている。北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにも定着している。

 

トラデスカンティア・フルミネンシス Tradescantia fluminensis でした。   

©2022 MUZVIT

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ