ラン科、Orchidaceae、ネオティアナ属、チュニジア・アルジェリア・モロッコ・スペイン・フランス・コルシカ島・サルディニア島・シチリア島・イタリー・ユーゴスラヴィア・ギリシャ・トルコ・ブルガリア原産、
学名:Neotinea lactea、
英名:Milky Orchid、Milky-white Neotea、
2014年3月15日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ラテン語からで「幼形成熟の」の意。種小名は「乳白色の」の意。
ネオティネア・ラクテアはラン科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の日当たりの良い草原や耕作地に自生の見られる地生ランである。草丈は 25㎝ 程度までとなる。地下に球茎を持ち、3~5 個の根出葉を出す。葉は楕円状で、先端部は尖る。茎葉も楕円状で、基部では茎を抱く。2~4 月頃、花茎の先に総状花序を出し、径 2㎝ 程度で乳白色地にピンクの斑点模様の入った花を多数つける。(GKZ植物事典より)