アオイ科、Malvaceae、ハナアオイ属、地中海沿岸地域~西アジア原産、
学名: Lavatera olbia、
英名: Tree Mallow、米名: Tree Lavatera、葡名: Lavatera olbia、
2016年6月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年1月15日、アルガルベ地方で撮影、
ラヴァテラ・オルビア Lavatera olbia の花。表示名は学名の音読み。イタリアやスペインなど地中海地方を中心に中央アジア、オーストラリア、カナリア諸島、アメリカ合衆国カリフォルニア州、メキシコ、アメリカ領チャネル諸島などに分布する。
日照量の多い海岸や荒地などに自生する。
葉は互生し、柄が長く、形状は円形や三角状楕円形、掌状である。
花は基部が合生した5枚の花弁を持ち、腋生または頂生する。(Wikipediaより)
ラヴァテラ・オルビア Lavatera olbia でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は 18世紀スイスの自然科学者 Johann Kasoer Lavater への献名。種小名はフランスの港町オルビア(Olbia)の名に因んでいる。
ラヴァテラ・オルビアは、アオイ科の落葉樹(亜低木)である。本種は、原産地の項に記した地の日当たりの良い原野や路傍等に自生する。草丈は、1~2m程度となる。茎はよく分枝をする茎の基部は木質化する。上部の茎や枝は灰白色の綿毛で覆われている。葉は、長さ 15㎝程度の三角状楕円形~掌状で、縁部には鋸歯があり、基部では長い葉柄に連なり、枝に互生する。6~8月頃、茎上部の葉腋から花柄を出し径4~6㎝程度の5弁花をつける。 花弁の先端部は、中央部が浅き凹みを見せる。花色は桃色~桃紫色~紫色で、花弁には濃色の条紋が走る。アメリカやオーストラリアでは帰化状態にある。 (GKZ植物事典より)