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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

このヘビはなん(蛇)じゃ!?

2015-06-20 21:15:11 | 生き物
 先日、春野町砂川地区に行ったとき、路上に死んでいたヘビがいた。
 オレンジ色のきれいなヘビだったが、マムシなのか、ジムグリなのか、ヒバカリなのか、わからない。
 本土には8種類しかいないと言われている割には、同定が難しい。

 成体ではないようだが、からだの変異がいろいろだ。
 わかる人教えてください。

 きょうは霧のような雨の中、これはチャンスとばかり、一昨日買ってきたサクランボの佐藤錦を植樹。
 また、挿し木をしていたシモクレン3本が50cmくらいに成長したのでこれも植樹。
 サツマイモの「ベニハルカ」の苗を森町の直売所で発見したのでさっそく購入して植え付ける。
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お茶の特産品を模索中

2015-06-19 00:18:02 | 特産品・モノ
 お茶のコーラを飲んだ。
飲んでみるとお茶だったのかどうかがわからない。
 いろいろな味のサイダーも同じように味がわかりにくい。
 ただニヤッとしながら飲むのがいい。

                        
 コンビニで「宇治抹茶のバウムクーヘン」を買ってみた。
 抹茶味は確かにするがバウムクーヘンとのコラボが必ずしも成功していない気がする。
 値段がリーズナブルだからしかたないか。
 以前、静岡茶入りのものも食べたがそれも気に入らなかった。
 なかなかお茶の特産品を生み出すのがむずかしい。

        
 同じく、宇治抹茶入りのミニクッキー「ころほろ」も食べてみる。
 やや気に入った味だが、太鼓判を押すまでにはいかない。
 マッチャは、世界語にまでなったようだが、まだまだ開発の余地はあると思う。

 要するに、斜陽に至っているお茶の復権をもっと官民一体になってやるべきだということだ。
 残念ながら生産者は愚痴は言うがそれを打開するための研究や組織を持たない、徒手空拳の現状なのだ。
 その意味では、宇治抹茶はコンビニを巻き込んで努力しているということでもある。

 
 

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古い石仏、新しい石仏

2015-06-18 20:50:36 | 石仏・石造物
町内のはずれにある曹洞宗正源寺を訪ねる。
知り合いから「ナンジャモンジャの木」があると聞いていたからだ。
もちろんとっくに花は終わっているのがわかってはいた。
しかし樹木に詳しそうなお寺にはいろいろあって発見できず。

   
階段横には庚申塔があった。
庚申は「道教」の民間信仰だからお寺としては境内にいれるわけにはいかないのかもしれない。
青面金剛像の左手には法輪と矢、右手には宝剣と弓、さらには月と太陽、がなんとか読み取れたが、字は解読できない。
おそらく江戸時代のものに違いない。

               
                          
整備された境内には「水子地蔵」がいっぱい並んでいた。
つまりこれだけの赤ちゃんを止むなく喪失してしまったということなのだろうか。
水子供養の歴史は浅く、1970年代から広まった。
檀家制度の破綻が強くなっていく中で、お寺と大手石屋とのタイアップ、それに占い師が水子の祟りを語るなどして全国に広まったという。 

        
階段上から天竜川を見る。
山を借景とする風景がみずみずしい。
  
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夏野菜ただいま成長中

2015-06-17 00:08:09 | 農作業・野菜
 夏野菜のいくつかがなんとか順調に成長している。
 「ズッキーニ」は週末には収穫できそうな勢いだ。
 ただし、吸血鬼ならぬ「吸汁鬼」ウリハムシの猛威を止めるのが課題だ。

        
 「パプリカ」はまずはしっかり実をつけてくれた。
 これもカメムシに吸汁されなければいいが、実の色がつくまでには結構時間がかかる。
 肉厚の甘みと食感が頭を離れない。
                    
                      
 まだ花から実までには至らないが「ナス」も元気な葉をつけ、紫の花もいくつか咲き出している。
 今回は地元に多い長ナスが売ってなかったので、通常サイズのナスとなった。

                               
 「サツマイモ」は焼き芋がうまい「ベニハルカ」の苗を入手したかったが、高価だったので断念。
 かわりに、農協の直売所で「安納芋」が安かったので苗を購入。
 植え付ける前段階の管理が悪かったので芽がでない苗もいくつかあるが、三分の一は葉を伸ばしている。

     
 いつもカメムシにやられて収穫の少ない「枝豆」は、新しい敵が出現。
 新芽の先端の茎を食べてしまう奴がいるのだ。
 どうやら鹿が食べてしまうらしい。
 ネットを被せるべきか思案中。

                        
 「トウモロコシ」の生育は順調だ。
 今のところ100%芽を伸ばしている。
 ところが毎年、実が着きはじめるころ無残に食べられてしまう。
 犯人は、ハクビシンかタヌキかカラスか、特定できないでいる。

 野菜も無事に成長すること自体難しい運命にある。
 だからどうしても、農薬やハウス栽培に頼ってしまう。
 虫や小動物たちと山分けするくらいの気持ちでもいいとも思ってもいる。
 
                   
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飛び交う昆虫にも多様性あり

2015-06-16 14:47:20 | 生き物
 夜の光にやってくる「アオカミキリモドキ」(カミキリモドキ科)の翅はメタリックな青色だ。
 しかも体は飴色なので、体は小さいけれでずいぶんお洒落な昆虫だ。
 ジョウカイボンかカミキリムシの仲間かと思ったが、独自なカミキリモドキの仲間だそうだ。

 栗の花を食べに来るそうだが、体液に触れると皮膚炎を起こすので潰してはいけない。

      
 ベニシジミをカメラに収めるのは難しいが、食事中はさすがに油断する。
 夏型のベニシジミ♀は後翅に赤い帯がある。

                       
 モンシロチョウより大きく、アゲハチョウより小さい蝶が飛んでいた。
 はじめはゴマダラチョウかとワクワクしたが、蛾の仲間だった。
 体が黄色、翅の2列の黒紋列が特徴の「オオゴマダラエダシャク」のようだ。
 幼虫は柿の木を食樹しているということだが、確かにまわりは柿の木が多い。

 畑の面積が広くなるにつれて昆虫の種類が少なくなってきた気がするが、それでも多様な昆虫がいるのも確かだ。
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次郎兵衛と治郎兵衛は同じ人物?

2015-06-15 21:54:16 | 石仏・石造物
先日、浜松市春野町の水窪で祀られている石仏を見たが、ネットで調べてみる。
 格子越しで見た2体の石仏。
 向かって左側は、寛保2年(1740年)10月建立の「次郎兵衛様」と言われる地蔵菩薩。
 
 相良出身の商人松下治郎兵衛という人が水窪の市を繁栄させたのでその功労を称えた石仏だという。

           
 隣の佐久間町相月(アイヅキ)の諏訪神社に、「治郎兵衛霊神」が祀られているという。
 この治郎兵衛は、過酷な年貢に抗議して首を切られた名主だという。
 こちらの話のほうが信憑性がある。
 次郎兵衛と治郎兵衛とは同じ人物なのであろうか。

                           
 次郎兵衛様の隣に「双体道祖神」があった。
 解説には、美男美女の兄妹が婚活をそれぞれしたがうまくいかず、結局その二人が結婚したという物語が書いてあった。

          
 画像ではわからないが、脚がからんでいたり、妹の手が兄の○○をつかんでいるらしい。
 天明3年(1783年)建立というから、全国的な飢饉があってもなおおおらかに生きようと願う民衆の願いが込められているのかもしれない。

 わが家の和宮様は、昨日収穫した梅で甘いカリカリ梅に初めて挑戦。
 手間のかかる梅仕事にいよいよとりかかる。

 
 
 
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林道から中山間地の集落を歩く

2015-06-14 20:01:36 | 旅行・散策
 浜松市春野町の「熊の親子」を起点に、新宮池・東海自然歩道・砂川集落へと至る森林散策会に参加する。
 山に囲まれた砂川(イサカワ)集落のたたずまいは、いつ訪れても心を和ませてくれる。
 オーナーの杉山さんの宣伝力で50人を超える参加者があった。

  
 公民館横にある「カゴノキ」は、縄文杉を想起させる風格があった。
 樹木の瘤は自分を守ろうとするいのちの証でもある。
 集落の稲荷神社の隣にも「カゴノキ」の巨木が蒼然と歴史を生きてきた。

 若い樹は滑らかな樹皮だが、のちにまだらに剥がれる。
 それがまた鹿の子模様で美しい。
 加齢とともに風格と美しさが極まる姿は人間の目標でもある。

             
 
 有機農法認定の茶園は春の一番茶のみ収穫する。
 無農薬の手間の大変さは言うまでもないことだが、総収量が少なくなることをふまえても集落全体でそれを選択した凛々しさは、この地域の風景がなせるものなのだろうか。

                               
 帰路の小道で「イチヤクソウ」を1本発見。
 全草を乾かして民間薬としたことで「一薬草」という。
 蒸し暑いなかのアップダウンは汗を大量に放出させた。

 午後は尾上ガーデンで梅もぎを行う。
 幼児連れのママさんらも参加して短時間であっという間に収穫を終了する。
 



 

       
 
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スーパー林道の植物を見に行く

2015-06-13 21:16:51 | 植物
 久しぶりに水窪・佐久間町のスーパー林道の林縁植物を見に行く。
 林道のはずれの半日蔭でかわいい「オカタツナミソウ」を発見。
 背丈が10cmほどなのでつい見逃してしまう。

        
 同じく川沿いや日陰では「オオバアサガラ」(エゴノキ科)の白い花が垂れ下がっていた。
 葉がハクウンボクにも似ているが花が違う。

                               
 反対に日当りのいい崖や道路際には、ジャンボな「フジアザミ」の葉が堂々としている。
 以前、富士山に行ったときヒマワリのようなアザミにびっくらしたことを思い出す。

                               
 林縁のあちこちには薄紫色の「コアジサイ」の群落が迎えてくれる。
 日本固有種だけに色あいが上品だ。
 ガクアジサイのガク部分を取ってしまえばコアジサイと同じ形になる。

     
 そして何よりワクワクしたのは、「モミジイチゴ」の木苺だ。
 黄色い粒の大きさも申し分なく、味も甘い。
 しかも群落になっているからジャムにはぴったりだ。

                       一昨年、畑に植え付けた「ツメレンゲ」(ベンケイソウ科)のある場所を教えてもらう。
 わが家のツメレンゲは雑草に敗れてしまったが、居場所はコンクリートの端っこがいいようだ。
 準絶滅危惧種に指定されているそうだが「クロツバメシジミ」の食草でもあるので、シジミの行く末も心配となる。 

 身の回りの植物を観察することも大切だが、ときどき場所を移動・遠征してみると、植生の違いがあって刺激になる。
 そこに植物や地域に詳しい人がいればなお心強いのは言うまでもない。
 50種以上は確認したつもりだがとても覚えられない。 

              
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地すべり現場復旧の新たな段階

2015-06-12 21:09:25 | 風景
 近所の地すべり現場は上段と下段の河川部分の補強が終わり、今は中段部分の復旧が始まっている。
 河川周辺の仮排水路を埋め戻したり、工事でつぶされた田畑を復活の工事も続いている。

    
 一昨日の様子では命綱を張って作業をする作業員の姿が微かにみられる。
 高さは100m近くがあるからかなり危険な作業だ。

                     
 上段と同じような枠組みを作る作業のようだ。
 肉眼ではわからないが、人によっては命綱を着けていないようにも見える。

      
 きょうの段階で見えたのは区画ごとにシートをかぶせているようだ。
 地元の田植えもすでに済んでいる。
 自然災害の隣に人間の営みが脈々と続いている

 この共存の姿が日本の現実なのだ。
 そうして、歯医者で前歯を入れ直す。
 これも現実なのだ。

    
          
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新茶が届く

2015-06-11 22:25:30 | 特産品・モノ
 裏の道草山の茶畑が5月末に整枝作業が行われた。
 茶畑は全面的に同じように整枝作業が行われた。
 そして、ここで収穫された茶葉と地元の茶葉とがブレンドされた春野茶の新茶をいただいた。

                                 
 ちょうど、昨年のお茶が切れそうになってきたのでタイミングもいい。
 この地元の新茶は、静岡の中でも評判のいい味わいのある旨みがある。
 わが茶園を管理している生産者は一昨年の全国の品評会でも第2位を獲得している。

   
 また、春野のボランティア仲間は、初めて自分の新茶・粉茶を収穫・生産し、商品化した。
 オイラは茶畑がありながら二の足を踏んで茶づくりを断念しまった弱気が恥ずかしい。
 仲間の心意気を新茶とともにありがたくいただいた。

 トウモロコシをかじったとき前歯の差し歯が取れてしまい、歯医者に行くが休みだった。
 その夕方、今晩から雨ということで畑にマルチを張り、昨日いただいたサトイモを急いで植え付ける。
 作業が終わったのが午後7時となっていた。
 ポツリポツリと雨が落ちてきてギリギリ、セーフ。
 
         
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