前々から、ジャコウアゲハの食草である「ウマノスズクサ」の苗を入手したいと思っていたが、希少種の山野草ということでなかなか手が出ない。そこで種なら入手できるかをネットで調べたらなんとか入手することができた。そのうちに、ウマノスズクサには、「草本」と「木本」があることがわかってきた。草本の種は翼がついていた。
いっぽう、木本の方は、「オオバウマノスズクサ」といって、草本の種とはずいぶん違うものだった。米粒ほどの大きさだった。問題は発芽するかどうかだ。さっそく、それぞれポット鉢に植えてみる。
草本の方は、台湾の恒春に自生する「アリストロキア・タガラ」という品種だった。日本産は県によっては絶滅危惧種に指定しているほどで、なかなか自然界では出会わない。花は食虫植物のような形をしているが、虫は食べないようだ。(画像はweb「ever green」から)
「オオバウマノスズクサ」の葉は、ヤマノイモの葉に似ている。そのため、けっこう見過ごしているのかもしれない。だが、サクソホーンのような花にはまだお目にかかっていない。ぜひ、育ててジャコウアゲハをふやしたいものだ。しかし、あまり早く出すと幼虫に食べられて失敗することがあるらしい。3年後定植するくらいのスパンが必要のようだ(画像は webの「hiro ken 花さんぽ」から)。
3年前にわが畑にやってきた「ジャコウアゲハ」はその後音沙汰はない(画像は2018.9.17my blogから)。体が赤いのと妖艶な翅が魅力的だった。食草がないのによく来てくれたもんだ。だから、それをなんとか復活させたいと「バタフライガーデン」を作ってみることにしたわけでもある。外来種の花には大きなアゲハが乱舞しているのが皮肉だが、なんとか在来種の花に来てもらいたい。
確かに、芽がなかなか出ませんね。また、芽が出ても育ちがゆっくりです。小生も初心者なのでこれからです。春にどう伸びてくれるかを期待してはいますが、発芽率はかなり低い現状です。
撒いた方が良いですかね、撒いておいて、後は海路の日和ありで、気長に待つ方が良いのですかね。どう思われますか?
URLは、その時のことをブログに書きました、参考までに。
小生が種を購入したとき、「芽がすぐ出ないこともあり、翌年以降気長に待ってください」とのメモをいただきました。また、「早めに撒いて下さい」とも書いてありました。激減しているジャコウアゲハが待ってますよ。その後の経過を是非素敵なブログに掲載ください。