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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

刻字の馬頭観音

2009-11-18 17:51:05 | 石仏・石造物
 「くんま水車の里」(浜松市熊)の林道を歩いたときの路傍にあった「馬頭観世音」石塔。
 「右・信濃善光寺 左・鳳来寺・豊川・半僧坊」と、左右に刻まれています。
 奥山のこの集落から善光寺まで歩いていくとは、頭が下がります。

「鳳来寺」は、家康と縁が深く東照宮も建設している真言宗の寺院。703年創建、愛知県新城市。仏法僧(コノハズク)の声が聞かれ、紅葉の名所です。
 「豊川」は、きっと「豊川稲荷」を指すのでしょう。名前からして神仏混淆のなごりがあり、1441年創建の曹洞宗の「寺院」。
 「半僧坊」は、浜松市北区にある臨済宗「方広寺」の鎮守。開祖の禅師や大火を救ったと言われる「半分僧に似ている大男」に因んだところから命名。

 石塔は、高さも50cmくらいのかわいいシンプルなもので、いかにも山奥の山村らしい風情が感じられます。
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