山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

やっぱりキクイモを育てることにした

2024-06-19 22:24:04 | 野菜・果樹

 以前、セニョール先輩からいただいたキクイモが大繁殖して、畠どころか荒野も道路にも野生化してしまった。毎年露天掘りのように収穫していた。しかも、その泥を除去するのが一仕事で、秋から冬の寒さの中冷たい水洗いでブルブル震えながらの作業だった。その後、キクイモを畑から排除しつつ小さなカスまで焚き火で燃やすなど根絶に成功したのは3年前のことだったか。

  

 それが最近、菊芋に含まれるイヌリンが血糖値の上昇を抑える効果があり、また、カリウムは血圧の上昇を抑えることが再び注目されてきた。糖尿病予備隊員であるオラはやっぱりキクイモを食べなきゃと思い直し、いつもどおり急遽、ネットで種を購入し、ジャガイモ栽培を失敗した跡地に植え付けることになった。

 

 その後、畑の畝ではなく「雑草園」の根っこを除去した所に移植して定植することにする。もちろん、肥料はやらず水だけにする。大変だったのはこの雑草の根っこのしつこさだった。根っこの絡みはやはりツルハシの出番だ。鍬やスコップより出番はツルハシの方が多いのがわが耕地の特徴でもある。もちろん、「収穫」したツル性植物優勢の根っこは放置するのではなく焚き火の「エサ」にしないと周辺ではびこってしまう。

  

 キクイモはおよそ10本くらいを植え付けた。問題は照り付ける暑さだが、梅雨を見越して雨の降りそうな前日に作業を行う。その作戦が効いたか、一本も萎れることなく無事だった。あとはなにもせずに得意のグータラ農法で秋を待って収穫するだけだ。さて、どんな騒動がこれから起きるか戦々恐々だが、味は意外にうまいのが救いだ。放置してしまうと個体がぐんぐん増えていくから、どんどん収穫するのが野生化を止めるコツのようだ。

 

 

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