山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

自然を織る草木染/ぷぶふの日

2018-11-10 21:26:41 | 市民活動・まち育て

 隣の森町の町おこしイベント「ぷぶふの日」にちょこっと参加してみた。和宮様のリクエストで「つむぎ工房・吉筋(ヨシスジ)さん」の工房に向かう。今まで通ったことのない道の奥の自宅には手織りのマフラーがずらりと並んでいた。元教師の吉筋さんは50歳代から草木染めを始めたという。

          

 陽当たりのいい部屋には立派な手織り機が数台並んでいた。緑の山並みを背景にした伝統の手仕事はこうして引き継がれていく。自然の恵みをそのまま生かした仕事は現代のバーチャルな流行の中では貴重だ。

    

 自分で織った布で着物を着ていた吉筋さんのテキパキした活力は、部屋全体に充満していた。庭や周りの木立の手入れも見逃せない。

               

 神主は留守だったがコンクリートでできた鳥居の隣に「許禰(キネ)神社」の石碑があった。「式内」とは、平安時代にできた「延喜式」(927年)に記載された神社ということで、ここはそれほどに古い神社だったということだ。

  

 神社の中央には2本のご神木があり、その1本はムクノキだそうだ。その近くに家康から拝受した「天下和平不生禍乱」という短冊にちなんだ記念碑が立っていた。この神社はもともと山奥にあって、むかし山崩れで埋没してしまったという。それを氏子の木根松次郎が自宅や山を奉納して現在地に移したということだ。

                   

 鳥居の隣にはツルだろうか、脚は鉄筋、体は木の根かなー、造形物を発見。これをツルにしようという発想・ノリはよくわかるが神社とマッチするのかなと複雑な思いがした。

                  

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