以前、キャンプ場やその下見でよく出会った「ザトウムシ」がわが家にやってきた。目は退化しているので触覚が発達しているのと、その長い脚で歩き回ったりして餌を捕獲する。名前の由来もそこからくる。いっけん、クモに似ているが、糸は出さないし、頭と腹との境がなく一体化している。分類上ではまだ諸説あり、最近ではサソリに近い仲間という。といっても、ザトウムシは無害だ。餌は肉食を中心とする雑食性。日本のザトウムシの多くは世界最大の大きさだという。
熱帯・亜熱帯に多いザトウムシは、これから亜熱帯化する日本にも多くなるに違いない。それにしてもわが家にやってくるなんて、やっぱりわが家がキャンプ場の環境に似ているということなんだなー!?