8日のコンサートのときのお弁当のメニューのなかに「たらの芽」の天ぷらを入れることになった。そこで、急遽わが家の裏山と畑横から200人分のたらの芽を収穫することとなる。午前中に裏山に午後に畑に入る。
裏山は一昨年から放置していたため野イチゴの棘がいまかと待っていた。 鎌で道を拓きながら「たらの芽」をめざすが、イチゴの棘があちこち刺さってくる。また、タラも伸びすぎて剪定バサミが届かないのもある。仕方がないのでノコギリで剪定してからタラの芽を確保する。
昨年、ほとんど収穫しなかったので今年は豊作になったようだ。それにしても、これらを200人分の天ぷらにしていく手間の大変さに頭が下がる。こちらの急な要請や無理強いに嫌な顔せずいつも快く引き受けてくれるお弁当屋「ミツワ」さんがいるのが心強い。
収穫の途中に和宮様から、「たらの芽ではないのが混じっとるようじゃぞ」という指摘があった。一見、棘があり葉っぱもやや似ているがこれは「カラスザンショウ」のようだった。あわててそれらは廃棄する。急いては事を仕損じるとはこのことだね。きょうは一日中、棘との闘いだった。