先月上旬に集落で敷設した生コン道路のようすを見に行く。
急坂の道路は沢から引き込んだ水道施設に続いている。
コンクリートの厚さは7cmになるようにしている。
まだ半分しかコンクリートを打っていないので、あと半分は来年度予算で生コンの現物支給を受ける。
よく見ると板で仕切った所が盛り上がっていた。つまり、坂なので生コンが流れてきて固まった証拠だ。車で往来すればこの盛り上がりも無くなっていくに違いない。
まさに、集落の手づくりの結晶だ。都市でも業者の始動を仰ぎながら住民自身が敷設する工夫をすれば低予算で実現するはずだ。それは道路づくりだけではない可能性がある。
以前、崩土が起きたこの道路も石垣で固めているのがわかる。この坂も急ぐと青息吐息になってしまうほどのウオーキングコースになっている。
一日がかりで敷設した道普請の白いコンクリートがうららかな陽射しで輝いていた。