わが家からいつも見える山々に紅葉がちらちら見えるようになった。
むかしは見事な紅葉の山並みだったというが、戦後の植林で針葉樹だけの山となってしまった。そこに、広葉樹がなんとか侵入したり、シイタケ用のコナラなどを植えるようになってやっと一部が混交林となった。
経済効果を生まないカエデもいないなんて、森を市場としか見ない経済至上主義症候群の病的疾患の風景でもある。それが日本人にもたらす精神的疾患の深さはまさに日本全体を覆う病魔だ。だから、陰惨な事件が後を絶たない。
わが畑の脇には、小さなブルーベリーが紅のお色直しを見せてくれている。
今年のブルーベリーの実はやっとだけど過去最高の出来で、ジャムもささやかながら提供できた。
となりに植えていた「ナンテン」もたわわな赤い実を楽しませてくれる。冬はやはり赤い実が映える。なので、昨年いただいたホーリーの実を植えたがまだ1本だけしか芽を出していない。赤い実増殖作戦が必要だぞー。