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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

散策会下見の天空植物

2014-11-08 22:33:07 | 植物
 来週行う「森の散策会」の下見を行う。
 浜松市龍山の「空(ソラ)集落」に向かう。
 人家になかなか出会わない山里にも、外来の「ヒメツルソバ」が侵出している。

   
 葉は山型の模様があり、紅葉しているものもある。
 ヒマラヤ原産と聞くとその伝来のルートが知りたくなる。
 石垣や道路端に存在を確保している。

                   
                   
 山里を散策して気がつくことは、ツル植物がたくましいことだ。
 お馴染みの「ノブドウ」や実のついている「テイカカズラ」。
 「フウトウカズラ」「キズタ」にもたびたび出会う。

  
 お宮の屋根に「ヒトツバ」を発見。
 このコースはシダ植物が豊富なのもわかる。
 ただし、シダの同定はむずかしいのでなるべく深入りしないようにストッパーを働かす。

               
 葉が亀の姿に似ている「カメバヒキオコシ」を発見。
 まだ花が咲く前なのが残念だが、花は青紫色のようだ。
 「ヒキオコシ」もあったがピンボケで残念。
 「ヒキオコシ」は倒れた重病人にこの苦い葉の汁を飲ましたら元気になったといういわれがある。
 ためしに食べてみたら確かに苦い。

     
 「ゴンズイ」の木には花と実がなっていた。
 ゴンズイは役立たずの意味合いがあるらしいが、個人的にはこの花と実に出会うと嬉しくなる。

 どんな人間にも「役割」があるという。
 その役割を自覚することで「終活」を見据えることが大切ということでもあるのだな。
 それは樹にも言えるのではないかと思った。    
コメント
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