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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

早春の尾上ガーデン 2 梅の楽園

2014-03-02 09:16:03 | 植物
4月の尾上ガーデンは桜に包囲されるが、2~3月は、梅の花に囲まれる。
 なかでも圧巻なのはやはり「枝垂れ梅」だ。
 
    
 多くは八重の花を満載している。
 梅というとつい梅干という即物的な欲が出てしまうが、梅を観賞するという余裕が素敵ではないか。
 ちなみに、尾上ガーデンから収穫した梅がわが家では立派な梅干になっている。
 つまり、わが家では食欲を優先しているということを告白しなければならない。

                            
 枝垂れ系梅の品種は、中国では5品種と言われるが、日本では40品種あると言う。
 それだけ日本人にとっては梅が身近な存在ということに違いない。
万葉の時代では、花と言えば主に「梅」を意味していた。
 中国の文人たちが詠んだ漢詩に登場するところから、外来の梅が珍重されたらしい。
 それほどに、日本人は中国やその文化に謙虚であった。

 
 梅の木々の間にはフキノトウがちょうど程よい花を咲かせている。
 わが家ではすぐ収穫してしまうので、今年は期待できない。

 来たる4月6日(日)は、この庭で「さくらコンサート」が行われる。
 昨日はスタッフでその打ち合わせ。
 今年も春とともに歩みはじめる。
 
 

コメント
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