山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

郷土史家 木下恒雄さんの記憶力

2012-10-18 19:04:53 | 市民活動・まち育て
 昨日、地元の郷土史家木下恒雄さんの話を聞く機会があった。
 90歳代前にもかかわらず、その記憶力と元気力に圧倒された。

 木下さんの口から、秋葉神社信仰、遠州の報徳思想、山林王金原明善、春野町の地名のことなど、次々と歴史的な知識が発射してくる。

 
               
 前々から木下さんの著書の豊富さに注目していたので、期待していた。
 歴史・民俗書を自費出版で20冊も発行しているという。

 木下さんの存在自体が春野町の財産だが、行政も地域も生かしきれていない。
 郷土史家でこれほどの逸材に出会ったことがない。

                       
 しかも、福祉施設で講話や手品のボランティアもやっているという。
 古文書を読み込み、古老から昔のことを聞き取り、関連資料を探し、それを自分なりに解釈し、ワープロに向かう日々。
 言葉に力がみなぎり、参加者約20名弱を圧巻して、うならせた。

 地元に「人」あり。
 中山間地に「知の巨人」あり。
 久しぶりに興奮させていただいた。
 
        
           
         
コメント (2)
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