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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

鎮守の祭りはしっとりとパワフルだ!!

2010-10-23 23:54:08 | 行事
 ムラの祭りは朝早くから始まる。
 ワラをしごいて、まずは注連縄作りだ。
 お昼には集落の小さなお宮にその注連縄が設置される。
 その間に、小さなお宮はきれいにされ、お宮への道が清掃される。

                

 お宮は小さいけれど、幟旗は高い。
 ムラビトの心意気も高いが、すべてが自然体だ。

 

 この小さな牛頭神社は、ルーツをたどれば、祇園神社・八坂神社とつながる。
 防疫体制が不十分だった時代は、疫病は深刻だった。
 そこにインドの牛頭天王信仰と混淆して、各地に疫病根絶神社が誕生したらしい。
 民衆にとっての「てんのう」といえば、この牛頭天王だったようだ。




 
 
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天竜川・浜名湖フォーラムの開催

2010-10-16 20:48:03 | 行事
 きょう、COP10に連動してか、「天竜川・浜名湖フォーラム」が静岡文化芸術大学(川勝平太静岡県知事は元学長)で開催された。
 下流域や浜名湖周辺ではNPOをはじめ前向きな環境活動が展開されているようだ。
 それは方向としてはこれからの未来を切り開く可能性に満ちている。

                    

 しかし、まだまだ一部の活動家の奮闘に頼っている現状だ。
 というのも、「環境」よりも「目先の快適さと便利さ・愉快さ」に走るのが今の大衆でもあるからだ。

 それでも、その現状を打破しようとする真摯さは伝わるが、そこにしたたかな志と商人魂が加われば、地域の大きなムーブメントになっていく可能性は秘めている。
 できれば、もう少し、上流域の立場も代弁する活動が反映されればとそこに住む者としてはせつに願うのだ。

 この活動分野では大学や専門家及び行政の出番で、その尖兵がNPOなどの市民活動家だ。
 私がこのブログで植物や昆虫などをとりあげていること事体が、そうした環境活動にも結果的に連動していると考えている。
 つまり、自然保護だとか生物多様性だとか声高に言わなくても、日常生活の中で自分なりに無理せずできる範囲での「活動」でもあると思っている。
 なにを隠そう、日々のブログの生き物の記事をつなげれば、貴重なデータベースになっていくのではないかと秘かに思っているのだ。
 さらに言えば、これらの蓄積が広い意味での中山間地の地域づくりに貢献できればと願っている。

 フォーラムに参加してこれらのことをますます確信する一日だった。
 このフォーラムに誘ってくれた方々に感謝、感謝。

 
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浜名湖アート・クラフトフェア

2010-09-25 21:05:04 | 行事
 浜名湖に面したガーデンパークで「浜名湖アート・クラフトフェア」に初めて行ってきました。
 広大な敷地に陶芸・木工・ガラス・染織・金属・皮革・楽器などの作家が、325のコーナーを構成しています。
 全部回るのにざっと2時間はかかりました。
 意外に少なかったのは絵画ですが、浜松らしくクラフト・ものづくりにコンセプトがあるようです。

 いちばん気に入ったのは、流木アートでした。
 流木人形の表情にみんな可愛いと人が集まりました。
 思わず衝動買いしてしまいました。

           

 生活も厳しいであろう作家たちの励ましの場になっていることと、それを静岡文化芸術大学やスズキなどの企業が応援していることが大きいですね。
 イベントとしても大成功で、家族連れも多く駐車場もかなり満員でした。
 モノの売買に終わらず、体験コーナーや作家の主張・メッセージなどがもっとあるとより深みのあるイベントになると思いながらの一日でした。
コメント (3)
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林縁を散策 龍山ふるさと村

2010-08-29 21:33:42 | 行事
 午前中に浜松市龍山ふるさと村の散策会の運営にかかわりました。
 最初は車で山奥にある白山神社を訪ねました。

 こんな山奥に立派な神社があるのが驚きです。



 しかも、屋根がお寺で中身が神社だという神仏混淆の典型的な建物が鎮座していました。
 木材も太い柱が使われ、その修復の苦労も見られます。優れた彫刻も見せてくれました。

 針葉樹が連なる山の林縁に懸命に生きる植物として、キンミズヒキ・ミズヒキ・ダイコンソウ・ヤマジノホトトギス・アキカラマツ・アキノタムラソウ・タマアジサイ・トウバナ・ヒヨドリバナ・ヤブタバコ(ガンクビソウ?)・オトコエシ・フウロソウなどの花が見られました。
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町おこしにアーチストが集まった

2010-08-28 20:31:34 | 行事
 きょう、アーチストが廃校などに住んでそこを拠点とした町の活性化を図ろうというイベントにスタッフとしてかかわりました。
 酷暑のなか、予想どおり参加者が少なかったのですが、これからのまちをアートをとおして個性的な地域にしていくという第一歩を踏み出したわけです。
 前途はかなり厳しいとみましたが、やはり、地もとの内発的なマグマを原資とした地道な取り組みの必要性を痛感しました。
 総論は正しくても、それを具体化する作業で人間どおしの信頼と感動の共有が大切だということですね。
 来賓が饒舌に語ってもそこに来れない・来ない地元の人の心情を考えなければなりませんね。
 18のアートコーナー、10の物産コーナー、10のステージ参加グループがありました。
コメント (2)
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集落の送り盆

2010-08-16 21:04:02 | 行事
 午前8時集合。
 初めて目撃する集落の送り盆作業です。
 全て川の近くにある真竹で壇を制作します。
 平日なのに部落総出で作業が進められます。
 2時間ほどで見事な壇が出来上がり、夕方を待ちます。

 

 夕方、初盆に3軒が奉られ、法要が川のほとりで繰り広げられます。
 法要が終わると作られた壇は全て燃やされます。
 きょう一日の流れが人生そのもののように流転します。
 都会では考えられない時間の流れと自然の空間です。

 人間も自然の一部であることを考えさせられます。
 つまらない人生は送りたくないことを考えさせられます。
 自然とともに生きていることの大切さを考えさせられます。

 だからこそ、テレビ電波を制圧している虚像は犯罪的です。
 そろそろ、本当のこととは何か、メディアの役割とは何かを踏まえた発信を中心に据えるときです。
 
 
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地域おこしのアート村構想

2010-08-02 15:10:47 | 行事
 私たちがこの地域にはじめて泊まった民宿が渥美さんの「晴れるや荘」でした。
現在は工房と喫茶のみの営業ですが、川石の猫絵アーチストとして活躍中。
 その渥美さんが地域おこしをアートでやろう(8/28・29、春野ふれあい公園)というものです。(中日新聞記事)

 地域の活性化を考える地域からの動きはとても貴重ですが、まだ主体が「外人部隊」の助っ人であるのが現状のようです。

 少数でも、アートの魅力と感動を創出できるかどうかが試金石だと私は考えます。
 地域イベントはへたすると、運動論だけに終わってしまいがちです。

 私なりにここで何ができるかを考えながら、この小さな芽の肥料になればと打合せに参加しました。
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山里の二胡コンサート

2010-04-10 19:25:19 | 行事
 昨日に引き続き春野倶楽部主催の尾上さんちの「ニコ二胡」コンサートに助っ人として参加してきました。
 午前は、山里ならではの山菜弁当の食事会。午後は、二胡コンサート(演奏/リュウ・ヤンさん)。
 食事のメニューは、具だくさんのタケノコ・シイタケご飯を中心にイワタバコ・タラノメ・ヤマウド・コシアブラの超豪華山菜天ぷらに、コゴミ・ワラビの山菜。孟宗竹を器(多くの人が気に入って持ち帰った)にしたヤブレガサの味噌汁。アマゴの塩焼き。
 囲まれた里山の田園風景とマッチした二胡の音色は、参加者約150人の心に沁みいっていきました。
 行政に頼らず、過疎の中山間地にこれほどの参加者を集め、食材を確保し、調理する裏方さんたちの大変なエネルギーがあったことはいうまでもありません。
 また、尾上さん夫妻の山野草の庭と植樹への並々ならぬ情熱が伝わってきました。
 見事な桜満開の花見の宴でもありました。
 
 
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集落のそば会

2010-01-31 20:37:37 | 行事
 集落十数所帯女性部主催の手打ち「そば会」が近くの公民館で30人ほど集まって行われました。
 先生がいないのでレシピを見ながら試行錯誤の連続。
 どうも冷たい水でこねたので仕上げが失敗の連続でしたが、途中で熱湯にしたら美味くいったようです。失敗しても笑いながら受け入れる集落の雰囲気がいいですね。
 都会にはない対等で親和的なつながりがホッとします。
 和宮も都会から深夜の高速道路をとばして直行し合流しました。
 ストレスを抱えた人にはぜひおすすめの田舎です。
 
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集落の防災訓練

2009-12-06 18:31:51 | 行事
県下一斉の防災訓練が始まった。
この小さな山間でも三つの集落合同の防災訓練が行われた。
 放水・消火・非常食体験などのメニューが展開される。
 新参者の私には知らない顔ぶれもあるが(もちろん相手はお互いよく知っている)、都会とは違って参加率90%近い行事となっている。
 自主消防隊がどんどん作業をすすめていくのがすばらしい。
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