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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

タケノコをいただいたついでに

2014-04-22 23:16:39 | 野外活動
 畝を増やさなければと裏の畑に行く。
 しかしそこはあちらこちらにワラビが乱立。
 畢竟、ついつい手が伸びてしまう。

                    
 両手で持ちきれないので篭におさめる。
 となれば、けっこうなお湯の量が必要となる。
 ウーム、きょうは焚き火になりそうだ
 すると、隣の師匠が「タケノコがあるので取りにきな」と電話がある。
 渡りに船とばかり、焚き火を始める。

    
 まずはお湯を沸かし、お釜にワラビと灰を入れて、熱湯を注ぐ。
 きのうは雨だったので火のつきが悪い。
 さいわい乾いた枝があったのでなんとか火を持続。

                
 次に、タケノコを糠といっしょに茹でて、柔らかい採りたてタケノコのできあがり。
 ちょうど、糠も知りあいからいただいたばかりだった。
 師匠も乾いた枝や木を持ってきてくれる。

  
 火の勢いが順調になったので、うどんを茹でることにする。
 夕飯の主食はもちろんうどんに決まり。
 おかずは畑のニンニクの間引いた葉を炒める。

                       
 しめはジャガイモを茹でることにする。
 段ボールにある小さなメークイーンは去年収穫した最後のもの。
 
 これだけの食材があれば、一週間はなんとかなる。
 きょうも想定外に翻弄された一日となってしまった。
 農的生活は想定外の事件に支えられていることがわかった。
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焚き火の効用

2014-03-22 21:39:18 | 野外活動
 久しぶりに焚き火をする。
 腐ったカボチャやキウイ・雑木の枝が溜まってしまったためでもある。
 キウイの枝はまだ生ですぐには燃えない。

                   
 シイタケの古いほだ木がしっかりオキとなってくると、スムーズに燃えていく。
 おかげでずいぶん周りがきれいになった。
 できた消し炭は次回の焚き火の着火に活躍する。
 できた灰はもちろん畑の酸性化を改善する。

     
 ダッチオーブンで焼き芋を楽しむ。
 たまたま来客があってみんなでホクホクの焼き芋をほおばった。
 サツマイモは常備しなくてはね。

 ついでに乾麺を茹でる。
 これは夕食の出番。
 一石五鳥の焚き火の効用だ。
 生活から焚き火がなくなるのは心の潤い・余裕を失うものでもある気がしてならない。
 
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新年「焚き火パーティー」に豪華メニュー

2014-01-12 20:51:57 | 野外活動
 久しぶりの焚き火パーティーに8人が集まった。
 平均年齢もぐーんと下がったのも画期的。
 午前中は風がなかったが、午後は寒風が吹きすさび、みんな火の周りを包囲する。

                          
 午前中は、ニンニク醤油に漬け込んだ鹿肉をむさぼる。
 けっこう柔らかくお代わりを何度もリクエストする。

    
                       
 そんなとき、体が温まる「芋汁」がいい。
 畑で採れた、ジャガイモ・白菜・大根・冬瓜に近所の鹿肉が大鍋に豪快に投入される。
 買ってきたのはニンジンだけ。
 そこになんと、スパゲティーも投げ込むという破天荒なレシピ。
 でも案外うまかったのが不思議。

  
 午前中早くから準備された虹鱒と鶏のササミの「燻製」も午後には完成。
 前日から用意されたスミソール液の旨味を賞味する。
 さらに、焼きあさり・ハマグリの醤油味も堪能して、呻る。

               
 これで終わりではない。
 若手がこだわった「焼きいも・焼きミカン・焼きおにぎり」三点セットは、いかにも焚き火にふさわしいメニュー。

 おまけに、干し柿や和菓子もおやつ。
 お腹がパンパン状態の焚き火パーティーとなった。
 ありがたい。ありがたい。
 片付けもてきぱき、ありがたい、ありがたい。
 これで安心?して春を迎えられる。

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やっぱり川の豊穣を見直さなければね

2013-08-11 21:41:36 | 野外活動
 あまりの暑さに何もできない午前中だったが、子どもだけはあいかわらずパワフルだ。
 そこで近くの川にみんなで行こうと一致する。
 歩いていけるのが魅力だ。

    
 畑への取水口の近くに小さな砂丘があった。
 水溜りでオタマジャクシが尻尾を振る。
 「オジャマタクシーを捕まえられたよ」と喜び勇んで報告に来る。
 
 疲れたところで砂丘で一服。
 畑で収穫した初物のスイカを食べてみる。
 予想通りやや収穫が早すぎたが、なんとか食べられる。

              
 近所に転がっていた廃材を燃やしながらBQもどきの夕食とする。
 イカ・ウィンナー・トウモロコシ・パンなどがほどよく焼かれる。
 
 川で見つけた生き物、カエル・オタマジャクシ・小魚・カゲロウ・沢ガニ等に子どもたちは目を凝らす。
 川沿いを歩いてみると風景・地形がゆるりと変転する。

                        

 川の深さ、流れの速さ、深そうな危険な所、地層の複雑な歪曲模様、岩に食い込む樹木の根っこ。

 石探しに夢中になる。
 卵石、緑石、バナナ石、赤石、可愛い石などを集めてみる。
 その石で遊ぶ子どもの姿。
 わざわざ購入するおもちゃは全くいらない。
 
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ほだ木完成しきのこ菌を買いに

2013-02-13 18:02:49 | 野外活動
 道草山の傾斜はかなり急である。
 そこでコナラの小枝をのこぎりで切ったり、ほだ木をチェンソーで玉切りにしたり、山仕事は危険が伴う。
 
                
 そのほだ木を山から庭まで何回も往復する。
 これがなかなかリハビリになっている。
 仕事とは考えず、運動ととらえると脳髄は健康のためと反応する。

 コナラの根元を伐ったほだ木数本はとても重くて山道は歩けないのでそのまま放置。
 むしろそこにきのこを伏せこむことにした。

 きょうはさっそく、ホームセンターに遠征してシイタケ・ムキタケ・ナメコの種駒を買ってきた。
 今月中に駒打ちを行うつもりだ。
 農業所得ゼロのわが農家らしく、ささやかな自己完結型収穫を期待する。
 しかも2年後だけどね。 
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久しぶりの焚き火で鉄瓶初登場

2013-02-07 20:38:39 | 野外活動
 剪定した枝がまだいっぱい積んである。

 早く処理しないと通行の邪魔にもなる。
 といういいわけで、焚き火をやる。
 作ってある薪はダルマストーブ用なので、剪定枝だけで燃やす。
 意外にこれがむ難かしい。

      
 インターネットで安く手に入れた鉄瓶の初登場。
 あんのじょう、鉄錆がひどい。
 鉄分があまりに豊富すぎる。

 しかし、威風堂々と誇りをもった鉄瓶に敬意を払う。
 ガスの火ではなく、直火なのが嬉しかったみたいだ。
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ハンドパワーでコナラを伐る!?

2013-02-02 19:19:52 | 野外活動
どうもチェンソーの刃の砥ぎ方に難ありなのだ。
 人の切れ味を見ると、いとも簡単に切れていくのに。
 だだ研げばいいというのではない、ことがわかった。
 
    
 道草山の山道にはコナラの枯葉に満ちている。
 カサコソ音を重ねながら歩くのがいい。
 ハンドパワーピューラー、つまり「パワーウィンチ」を初めて使ってみた。

          
 これを使うと木を倒す方向が正確になっていく。
 近くにいろいろな電線が通っているので、それに触れないことが大切。
 おかげでなんとか無事作業を完了。

                 
 パワーウィンチはなかなか優れものだ。
 製作中の棚のゆがみの誤差も多少修正することができた。
 山仕事を一人で作業する場合はこれがあると安心。
 牛歩の如く、前を往くだけ。
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里山の杉を伐採して明るくする

2013-01-14 19:30:26 | 野外活動
 きょうは一日中、久々の雨だった。
 寒さで成長が止まっているシイタケがおかげで少し大きくなった。
 関東は大雪だったそうだが、ここ浜松はむしろ暖かい雨に感じる。

 昨日の杉の樹の伐採の続きだ。

 
 40年近くの年輪のある杉だった。
 山主の指導の下、初心者からの順番でまず4本を伐る。
 もちろんオイラも初心者グループなので、2番目となる。
 
          
 倒した樹の利用は小さな橋の補強に使用することになった。
 山主の師匠はさすが慣れていて、橋のサイドに樹を設置するのもかなり技術がいるが、てきぱき無駄のない動き。

                   
 梃子と人力でついに補強が完成となる。
 利用のない杉材がまだ転がっている。
 買えば○万円もするものだが、もったいない。
 
 帰りの道すがら、杉や松等を次々伐採。
 午前中の梅の剪定から午後の間伐でたっぷり森とつきあうことになった。
 師匠の体験からくる知恵の深さに感服する。

 
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急遽梅の剪定を前倒しで

2013-01-13 19:25:23 | 野外活動
 明日は雨模様の予報なので、急遽、本日梅の剪定を行う。
 場所はオープンガーデンをやっている尾上邸の庭とその周辺だ。
 事前に連絡のあった4人で行った。

          
 毎年見事な紅梅を見せてくれる梅の枝を切ったら、枝の断面も赤だった。
 昨年強剪定をやっていたので、ずいぶん剪定がやりやすくなってきた。
 夏の梅もぎの頃が楽しみだ。

                 
 さいわい、メンバーの中に果樹センター勤務の人がいたので素人軍団も安心して剪定を行うことができた。
 昼食後は杉の伐採を要請されて、これまた急遽、出動することになった。                    
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里山づくりで野鳥の巣箱設置

2013-01-12 19:37:38 | 野外活動
 ツガル博士と初参加のタダシちゃんと里山実験地に行く。
 新人参画で博士もうれしそうだ。
 つい講義時間に熱が入る。

      
 間伐材でハシゴがつくられていた。
 それを使って巣箱を設置する。
 博士手製の頑丈なハウスだ。

              
 杉や松を間伐してきたため光が入ってきている。
 そんな実験場でミニログハウスもどきを作ってみたり、チェンソーで板を製材したり、楽しみながら里山づくりをしている。

   
 ツガル博士は理論だけでなく実践にも強い。

 途中で木登りの方法として、短いロープを使った「足縄のぼり」やロープと短い木を使った「ブリ縄(カルコ登り)のぼり」をやる。
 足縄は道具は簡単だが難しい。
 ブリ縄のほうが安定感があった。

 片意地はらない里山づくりは牛歩の如く進行中である。
 
   
                       

             
        
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