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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

援農でけん玉大会!?

2016-03-19 22:51:27 | 野外活動
 新ちゃんからほだ木を30~40本ほどいただいた。
 いずれも道草山のコナラやサクラの木だが、すべてを新ちゃん一人が伐採したものだ。
 皆伐には4日くらいはかかっている。
 その一部をほだ木として、きょうはシイタケ菌打ちに使わせてもらう。

                          
 6人が援農にやってきた。
 朝はけっこうな雨で一部の地域では通行止めが出ていたほど。
 そんな中で、新ちゃんの指導の下でシイタケ菌打ちが屋根下で始まる。
 プロ農家の言葉と技能には、農ガールたちはいちいち感嘆するものだった。

            
 昼過ぎには雨が止んだので、こんどはジャガイモ種の植え付けと黒マルチのセッチングを行う。
 朝の激しい雨がウソのように空はブルースカイが塗られていく。
 あっという間に、ダンシャクとメイクウィーンを植えることができた。
 とても一人では数日がかりの作業だ。

                           
 いつものように、収穫したものを焼いたり煮たりしての食事時間は心とお腹を満杯にする。
 今回は、あゆみ・さやかちゃんが豚汁を作ってくれた。
 そこに、地元産のイノシシの肉やゴボウ・大根も参入。
 気品あふれる作品を作陶している著名な陶芸家も夕方に駆けつけてくれた。

            
 そのうちに、いつからかけん玉大会が行われる。
 「灯台歩き」「止め剣」「もしかめ」などけん玉のいろんな種目に挑戦。
 つい熱が入りいい大人が不思議な姿態でレースを競う。

 残月がわれわれの歓声を暖かく受け止めてくれたようだ。
 柔らかなつながりが電脳ではなく畑で「ET」となる。   
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久しぶりの焚き火

2016-03-05 20:21:49 | 野外活動
 畑から出る古支柱や材木や剪定した枝が溜まってきた。
 燃やしたいと思っても、突風・春の嵐が吹きすさび、焚き火は危険。
 待ちに待ってやっときょうが風も少なく焚き火日和。

                      
 火力を利用してお昼にはもちろんウドンを茹でる。
 春野ブランドを推進させようと支援している友人とウドンを一緒にいただく。
 夕方になったころ、隣の師匠がやってきたので、ダッチオーブンのカボチャを食べてみる。

                    
 ついでに、お湯が沸いたのでコーヒー豆を挽いてホットコーヒーを一緒に楽しむ。
 朝から夕方までずっとファイヤーキーパーにかかりきり。
 その間に、バイオトイレの糞尿を畑の土壌に撒いたり、植木に水を撒いたり、古材を運んだり忙しい。

       
 おかげで山と積まれていた古材はすっかりきれいになった。
 いずれこの灰は畑に漉き込まれる。
 先日乾燥注意報が出ていたので少しづつ燃やしていく。

                           
 隣に堆肥用の枯葉があるので、上から散水しておく。
 畑には竹マルチがまだ健在だ。
 今月末にはそれも燃やさなければならない。
 ゴミを燃やしてウドンやコーヒーにして喉を潤す喜びは都会ではできない。
 自然と共にあることに感謝。

     
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コールマンのイスも登場

2015-12-01 19:23:16 | 野外活動
 このところ、焚き火を一緒に楽しんでくれる友人が増えてきたのでコールマンの野外用折りたたみいすを購入する。
 といっても、新品は高価なので新品同様の訳あり中古品を安価で入手する。
 サイドテーブルがあるのが魅力的だ。

                
 テーブルに傷があるのと折りたたむ開閉が固いのを我慢すれば、じゅうぶんアウトドアを堪能できる。
 アルミの骨だともっと軽いけれど、鉄製のがっしりした安定感がある。
 しかもテーブルにカップを据える窪みがあるのが優れものだ。
 これならテーブルでこぼしたり倒したりの心配がいらない。

                         
      
 先日もでかいカボチャをダッチオーブンで焼いてみた。
 全部はとても食べきれないけど焚き火コーヒーと一緒にいただく至福の時空がいい。
 これも健康だからこそ、平和だからこそ実現できる桃源郷なのに違いない。

                       
 桃源郷は深山の奥にあるのではなく足元にあると思うのだ。
 胃の5分の4を取ってしまっているのにもかかわらず、ついコーヒーのお代わりをしてしまう。
 ほどほどになんだけどねー。
 
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4代目が道草山から登場

2015-11-30 20:03:31 | 野外活動
 わが家の常設焚き火場の支柱を取り換えた。
 これで4代目となる。
 茶農家のしんちゃんが道草山のコナラを伐ってくれた枝で作る。

      
 畑の古くなった木材や整備のために刈り込んだ竹・樹木がまた溜まってきたので燃やしていく。
 冬はこうした「燃える資材」を灰にして畑にもどす期間でもある。

                           
 支柱の一部に火ばさみを掛ける小さな枝も残しておいた。
 ついでにいつものように、ダッチオーブンで焼き芋を作ることにする。
 庭の周りがみるみるきれいになっていくのが心地よい。

            
 畑で掘り出した安納芋とベニハルカの焼き芋が大量にできる。
 ただし、味は最高級のはずなのに昨年味わったこってりした甘さがじゅうぶん出ていないのがやや不満。
 これからいよいよサツマイモがわが家の主食となる。


                         
 
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雨でも七輪で焼き芋昼食だよ

2015-11-18 17:26:51 | 野外活動
 雨模様の昼時、和宮様自身が「焼き芋を食べたいのじゃ」と言って七輪に火をつけ始めたのだった。
 「インドネシア産の安い炭は大きいままで使いにくい」と言いながら、宮様自らデカイ炭をノコギリで七輪に入る大きさに切る。
 昼食は玄関前のひさしの下で七輪を囲んで食べることにする。
 まずは採りたてのシイタケを焼いていく。

                              
 昨日ハンターからいただいた捕りたての鹿肉を塩麹漬けしたのを焼いていく。
 柔らかくて塩麹味がなんともうまい。
 その間に、サツマイモをダッチオーブンに入れて焼き芋の準備をする。

             
 ダッチオーブンの蓋の上にも炭を置いていく。
 1時間弱ほどで蓋を開けてできあがったが、焦げていたのも少なくない。
 炭の燃焼力が強いようで燃焼時間はもっと短くてもいいようだ。


 調子に乗って、もう一回焼き芋をチャレンジする。
 二度目は30分ほどで出来上がる。
今回は収穫した「安納芋」だったが、やはりいま一つ甘さに納得がいかない。
 ただし、ねっとりしたスイーツ味であることには変わりはない。
                           
 ついでに、ミニ芋を直接七輪の上で焼く。
主食はしばらく焼き芋をはずせなくなった。

 贅沢な昼食となった。
 雨でも七輪を駆使すれば焼き芋ができることもわかった。
 これも、和宮様の執念のなせる結果だ。
 




 
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七輪を持ち込んで

2015-10-28 18:32:50 | 野外活動
 わが家の常設焚き火処の周りには枯草やキクイモの巨大な茎をはじめ古くなった支柱が山となっていた。
 少しづつ燃やしていく。
 竹の支柱がよく燃える。

                       
 寒冷紗を抑えていた古い端材や古くなったほだ木などがあり、燃やす薪は事欠かない。
 いつのまにか生ごみや枯草も灰となり、いずれ畑に戻される。

        
 野外でできた消し炭を七輪にくべて、夕飯は炬燵の上に七輪を載せてシイタケやパンを焼く。
 多少の煙は古民家に住む虫封じにはいいかもしれない。
 熱いお茶も飲めたし、おかげで自然エネルギー100%の夕飯となった。

 循環型田舎暮らしを実感する一日。
 篭いっぱいの収穫したキクイモをきれいにし水洗いする。
 これがけっこう時間がかかったが、調理への関門がやっと開く。
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ダッチオーブンでカボチャ、ほだ木にはシイタケ

2015-10-07 19:53:17 | 野外活動
 畑のカボチャはほとんど収穫する。
 小さめのカボチャはもう少しがんばってもらう。
 栗のイガや古い支柱・ほだ木を燃やしながらダッチオーブンでカボチャを蒸し焼きにする。

           
 コールマンの重いダッチオーブンに「飛騨カボチャ」を丸ごと入れて火のそばに置く。
 ついでに、栗も入れておく。
 1時間足らずでフタを開けてみると、やや焦げていたが食べごろだ。
 もちろん、鍋ではうどんを茹でておくのは忘れはしない。

                         
 山や畑の残骸を燃やしてきれいにしながら、カボチャも食べられるようにする一挙両得が農的生活の醍醐味だ。
 とりあえず、半分食べたがすぐに満腹となってしまう。
 数日かけてカボチャに主食の座に座ってもらうことにする。

        
 先月末に、井桁に積んであったシイタケのほだ木を本伏せの「よろい伏せ」にする。
 雑菌もすでに多く付着しているようだが、シイタケ菌の白い菌糸も見られる。
 その隣に去年のほだ木にシイタケ第1号が出ていた。
 これはさっそくいただく。


 ノーベル医学生理学賞に輝いた大村智さんの人柄が注目される。
 定時制高校の教師をやっていたとき生徒の油まみれの手を見て自分の在り方を見つめたこと、世のためをつねに考えアフリカの風土病の薬を開発したこと、せつないニュースが多い中で、そんなエピソードが心を温める。
 こうした研究者や市民活動家をマスコミはもっともっと掘り起こしてほしいとせつに願う。
 その意味では、TBSTVの「夢の扉」は勇気と希望を伝える番組だ。
   

   
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収穫祭?焚き火?

2015-09-26 20:36:01 | 野外活動
 昨日の雨で栗のイガがたまっていたので、午後焚き火で燃やす。
 しかし、湿気があってなかなか燃えにくい。
 そのうちに、4人の来客があった。

                       
 和宮様が栗拾いしていたら、「自分たちもやりたい」ということで、急遽道草山の栗拾いとなった。
 イガから栗を取り出し、イガはそのまま燃やし、栗をきれいに洗う。
 数日前に干しておいた中ぐらいの栗を茹でることにする。

         
 ファイヤーキーパーの活躍でそのころにはすっかり火が安定し、まもなく茹でた栗を取り出して食べることとなった。
 ついでに、収穫してきた「ツルムラサキ」の一部を30秒ほど一緒に茹でる。
 それを醤油・マヨネースで食べたらみんな「おいしい」と言う。

                             
 茗荷・芯空菜・金時草なども収穫してそれをそのままお土産となった。
 たまたま、収穫できる野菜があったのがラッキーだった。
 シシトウも収穫できたがすっかり収穫するのを忘れていた。
 
 人工的・商業的なディズニーランドではない鄙びた暮らしの中の豊饒。
 与えられたものではなく、過疎の楽しみ方を体験できたのではないかと思う。
 わが家もイガや雑草や古びた丸太などを燃やすことで少しはまわりがきれいになり、しかもその灰が畑に循環される。
 都会ではできないこうした過疎の楽しみ方をあちこちで展開したいものだ。
 
 
 
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炎天下での焚き火三昧

2015-08-01 21:07:10 | 野外活動
 家の中よりは外のほうが多少の風がある。
 朝から焚き火をはじめて夕方まで専念する。
 畑に一歩も踏み入れなかったのは珍しい。

                             
 昨日収穫したトウモロコシを蒸してからそれを保存しようというわけだ。
 生ごみがあったり前回の濡れた残骸があったりで火を保持するのに難航する。
 炎天下なので火がチョロチョロしているほうが都合がいい。

          
                             
 枯れ枝や竹枝を燃やしながら、うどんや枝豆を茹でたりする。
 これで何日かの食生活は確保できる。
 消し炭で麦茶も作る。
 数十年前の夏のキャンプを懐かしむ。

      
 雑草や枯れ枝の残骸の山だった常設焚き火処のまわりもやっときれいになってきた。
 がぶがぶ水分を飲んだので腹の中はたぽたぽしている。
 夜はオレンジの満月が山にぶつかりそうだった。
 明日も暑そうなきょうがひしめいているらしい。
 あすも冷たい梅ジュースにお世話になる。
 

 
 


 
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焚き火でジャガイモ茹でた

2015-06-24 21:08:59 | 野外活動
 支柱づくりで大量に出た竹の枝・雑草・生ごみを焚き火で燃やす。
 飛び火しないよう慎重に少しづつ燃やしていく。
 おかげで山のようにあった残骸がすっかりきれいになる。

         
 もちろんただ燃やすだけではない。
 畑でジャガイモを収穫してからそれを茹でる。
 毎日食べても2週間くらいはもつ量を茹でたので和宮様が難色を示される。

                   
 ついでに、焚き火で出た炭に「消壺」の消し炭を七輪に入れて、はと麦茶を沸かす。
 少ない炭の量でもすぐにお湯が沸いた。
 直火専用のやかんが活躍している。

   
          それにしても、「消壺」のエコな機能に感心する。
 赤貧の子ども時代にも「消壺」があった。
 そこにはつねに消し炭が入っていた。
 
                     
 幼少のオイラの仕事は近所から薪を拾ってくることだった。
 ついでに、空襲あとに散乱する鉄釘などの鉄クズを拾ってきて、屑屋さんに売ることだった。
 まもなく、都市ガスが導入されていく。
 つまり、便利にはなったが、お金がかかるというジレンマがのしかかる。
 便利になればなるほど生活は苦しくなるという法則は、現代でもいまだ変わらない。

 
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