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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

カリフラワーを初めて収穫へ

2020-01-09 17:18:27 | 野菜・果樹

 ときどきカリフラワーを栽培したことはあるが納得する収穫はなかった。それが今回は2本だけだったものの、見事な花蕾ができていた。暖冬の影響だろうか、いつもだと寒さにやられてしまうが、2本ともずっしりした収穫ができた。

 カリフラワーは、地中海あたりが原産で日本には明治初期にやってきて戦後の進駐軍向けに栽培された。最初はブロッコリーより早い普及だったものの、ブロッコリーに抜かれる。というのも、ブロッコリーは側枝で次々花蕾ができるが、カリフラワーは一つ(頂花蕾)しかできないのも原因かもしれない。しかし、ビタミンCが豊富であることや抗がん作用・動脈硬化防止などにも効能ある健康野菜であることには変わりはない。

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ご飯の友は白菜の漬物でしょっ!

2019-12-28 05:43:26 | 野菜・果樹

 白菜を収穫する。日本一の生産量の茨城では台風の影響で大量に廃棄する事態もあったようだ。また、サイズが小振りなので農家は悲鳴をあげている。わが家では、台風の影響よりはヨトウムシだろうか、虫の糞が大量に葉の間に散らばっていた。虫そのものは土に隠れてしまったようで白菜は小振りになってしまったが、黒い糞を水で洗い流して食べることにする。今年は暖冬の影響でひもで縛って「霜枯れ」対策をしないまま収穫となる。

       

 和宮様は白菜を四等分に切ってせっせと天日干しする。だからいつも空とにらめっこしながらの日々だった。そしてあわただしくそれを桶に詰めてオーソドックスな白菜漬けにしていく。

 

 ご飯に白菜漬けはもちろん、お茶にもピッタリ。ついつい食べ過ぎて胃が重くなる。投入されたコンブの乳酸菌は発酵されることにより整腸作用の効用もある。これでしばらくはご飯とお茶の友とのつきあいが始まり新年を迎えることとなった。

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野生化したキクイモと苗からのブロッコリーと

2019-12-27 17:49:05 | 野菜・果樹

わが小さな農園にはほったらかしだが重宝している野菜がいくつかある。その一つが「菊芋」だ。増殖しないようちっちゃい根も燃やすようにしているものの領土拡大の意欲はすさまじい。「そうはいかないぜ」というのが相手の言い分だ。なにしろキャベツくらいのでかい塊茎を次々見せてくれる。鍋にはぴったりの健康野菜だけれどね。

      

 とりあえず、目先の菊芋を掘り出して「味噌漬け」にする。このところ近隣にも好評の味となっているが、とにかく手間がかかってしまうのが難点。掘り出して泥を取り、ざっと水洗いしてから包丁で整える。皮が多いと食感がおちるので適度にカットしていく。そしてさらにタワシで小さい泥を除去する。この過程で毎年ブルブル震えながら作業をしていたが、今年からは暖かい湯で作業をすることにした。

 

 いっぽう、苗を買ってきたブロッコリーがついに実をつけてくれた。しかし蒸してからマヨネーズをかけて食べるが、大き過ぎてこれだけで腹が満腹となってしまう。美味しいことは間違いない。このところ、ブロッコリー育成の失敗はだいぶなくなってきた。とはいっても、種からではないのが気にかかる。

 

 寒さが本格的になってくると、味蕾が紫色になっていくのがわかった。はじめは紫ブロッコリーという品種かとも思ったくらいだった。しかし、全部そうなるわけではないのがわからないところだ。市場では紫になってしまうと半値になってしまうわけあり野菜だ。でも、寒さから身を守るためポリフェノールの一種であるアントシアニンを出すことで甘みも栄養価も高くなってくる。だから、買うなら紫ブロッコリーがお薦めということだ。煮てしまえば緑に戻るから心配は全くない。しばらく、ブロッコリーの収穫は続きそうなので、年越ししても食べられるぞ。  

  

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冬の旬・ミズナを収穫

2019-12-04 20:07:13 | 野菜・果樹

 栽培が簡単だという「ミズナ」(アブラナ科)が大きくなったのでさっそく収穫する。白菜のようにずっしり重い。最初はサラダで食べたがやはり季節柄やや硬くなっているが、シャキシャキして食感がいい。流水を畝に流して栽培したのが名前の由来。江戸時代初期には京都で栽培されていたことから「京菜」の別名がある日本原産種。しかし、収穫量では茨城県が全国の半数近くを占めて第1位。京都は4位。明日は鍋で食べてみるつもりだがとても食べきれない。

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シイタケにナメコに食べきれず

2019-11-29 20:05:28 | 野菜・果樹

 このところの梅雨のような雨で突然キノコがのこのこ原木から「咲き」だした。ナメコはすっかり大きくなってしまって大急ぎで収穫する。原木ナメコは土に直接原木を倒伏してあるので、収穫するとゴミが付いてきてしまう。しかも、ネバネバのゼラチン質にゴミがくっついてしまうと取りにくい。

 

 加えて、この時節の水道の水は冷たいときている。凍えながら水洗いしながらゴミを取っていく。ナメコ汁の温かい湯気を想像しながらきれいにしていく。もちろんその後、ナメコ汁にして暖かい僥倖を飲み込む。食べ過ぎると胃が騒ぎだすので控えめに押し込んでいく。冷凍保存にしておけば一年中楽しめる。

   

 ナメコのすぐ近くにシイタケのほだ木場がある。予想通りシイタケがぎっしり「花」が咲く。天候が悪いので天日干しができない。そこで、急いでお世話になっていた知り合いに送る。ほだ木もそろそろ使命が終わるので味もいま一つになっているがそれでもけっこう肉厚だ。来月早々、ほだ木の整理をしなければならないがなかなか腰が上がらない。裏の畑の隅には今年の4月にいただいたコナラの原木にシイタケの白い菌糸が見えた。これは来年の秋には期待できそうだ。ほだ木が途切れず毎年のように確保できているのがうれしい。ありがたい。さっそく、鍋に入れる。   

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秋採りキュウリを収穫したよ

2019-11-13 20:18:51 | 野菜・果樹

 夏のきゅうりは数百本は収穫しただろうか。今夏は毎日のようにキュウリ漬けをぼりぼり食らって飽きなかった。その多くは和宮様お手製の塩麹漬けだった。なにしろ、一日で十数本は採れてしまったのだから飽きそうなものだ。それが凝りもせず秋採りキュウリを植え付けてるというのだから、病気なのかもしれない。さすがに秋採りキュウリの成長は遅々としていたがやっと収穫するほどの大きさに育った。カラスやムジナの被害もなかったのも幸いした。「まずはサラダから、次に鮭入りのおにぎりに混ぜたいものじゃ」と和宮様はほくそ笑んだ。

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葉物野菜が順調だ

2019-11-09 22:04:11 | 野菜・果樹

 一昨年、医者から鉄分が不足していると指摘され、鉄分抜群の「小松菜」を栽培している。放任しているとバカでかくなって手に負えなくなったこともあったので、こまめに収穫する必要がある。さっそく、間引きしてサラダにした。

       

 数十年前、園芸高校の先生から初めて「ルッコラ」を試食させてもらった。当時はまだあまり知られていない野菜で先生の自宅で栽培した間引きのサラダだった。その匂いと食感のゴマ風味が忘れられない。このところ毎年作っているが順調に生育している。間引きしたものを朝食のサラダにする。

             

 リーフレタスの仲間の「レッドロメインレタス」は、種からではなく苗を購入したものだ。はじめは元気がなかったが天気が安定してきたせいかこれも順調だ。やや苦みがあるがパンにはさんで食べはじめている。「ロメイン」とは、「ローマの」という意味だそうで、白菜のような結球のしかたが特徴だ。

 いずれも、いただいた藁でマルチをしたのでとりあえずの防寒にはなっていると思う。つい、野菜不足になりがちの食卓に生でもOKの手軽で強力な助っ人が登場してきたのがうれしい。

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南米原産だけど日本種の仲間?

2019-10-14 11:04:11 | 野菜・果樹

 カボチャの「バターナッツカボチャ」が次々実をつけている。収穫するにはまだ早い。しかし、このところ何者かに食べられているのだ。イノシシにしてはやることがコソ泥のように幼い。当局によれば犯人はアナグマに違いないという。といっても、当局はまったく動いてくれる気配がない。仕方がないので、収穫にはまだ早いが早めに確保することにする。

 瓢箪のような「バターナッツカボチャ」は南米原産ながら日本カボチャの仲間だという。バターのように滑らかでナッツのように甘いというわけで名前が付けられた。煮込んで食べるよりポタージュのようにスープにして食べるのがあっているという。1~2か月追熟してから食べると甘みが出てくる。生でも食べられるのも魅力だ。
 
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初めて「モチアワ」を作ったよ

2019-09-30 18:14:20 | 野菜・果樹

 冬の「種市」で入手した「モチアワ」を撒いてから、9月半ばごろから実が熟してきた。ときどきはモチアワを購入して玄米やもち米などと一緒に米を炊いていたこともあった。それがいよいよ自前で確保できるのはありがたい。

         

 8月末ではまだ実が青かったが秋の到来とともに茶色になってきたので、やっとここまで無事だったことにホッとする。あとは、雀やカラスやアナグマなどに食べられないようにすることだ。

        

 そこでとりあえず、モチアワの実のところに防虫網をかけておく。「アワ」は、白米の6倍の鉄分があるという栄養健康食だ。甘みがやさしく、味があわいので「アワ」と名前がついたという。収穫してからはこれをいかに脱穀するかが課題となる。

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葉酸豊富な「オカワカメ」だった

2019-09-27 13:27:27 | 野菜・果樹

 知り合いから以前いただいたいくつかの苗のうちの一つの苗がどんどん大きくなった。野菜らしいとは思いながらもこの苗は何者かを聞かないまま現在まで来てしまった。葉を見るとツルムラサキの仲間であるのがわかる。

            

 調べてみると、やはりツルムラサキに似た「オカワカメ」だった。葉っぱはそっくりだった。中国からは「雲南百薬」という名前で長寿の薬草として流布されたようだ。たしかに、主な効能の葉酸には赤血球を輩出する役割にかかわったり、それ以上に妊婦にとっては赤ちゃんの神経管形成に重要な役割を果たすという。葉酸サプリメントも発売されているようだ。 

                      
 さっそく茹でて食べてみる。たしかにワカメのようにも見える。食感はツルムラサキよりくせがない。これなら、そうめんやそばに入れてもうまそうだ。もっと早く気がつけば良かったー。まだ間に合いそうなので野菜ジュースにも活用できるぞ。
          
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