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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

夏野菜の出番となりました

2020-06-29 22:33:27 | 野菜・果樹

 種が古かったせいか、成長が危なかった「クウシンサイ」がやっと元気になってきた。今までの経験から「初心者の期待の星・空芯菜だから」と安心していたが、やっと本来の生命力あふれる伸びやかさを見せ始めてくれた。また、間引きをしていなかった「ニンジン」も、期待に応えて伸びやかな姿を見せてくれた。一時畑からの調達ができなくなって購入していたが、いよいよ常連となって復帰。葉っぱもジュースの一員となった。

        

 わが畑の今の旬は「インゲン」だ。2~3日毎に収穫している。ちょっと収穫が遅れると太目になってしまう。生で食べてみても結構いける。初期は根っこ側に実が多くできるので坐りながら収穫するのがキツイのが難点。

  

 そして、きょうの昼飯はパクチー入りの焼きうどんだった。いよいよ「パクチー」の初登場だ。和宮様も「パクチーが焼うどんとピッタリ合う食材であるぞな」と感激する。畑で採れたインゲンも仲間入り。夕飯はパクチー入りのサラダとする。これにも絶賛の和宮様であった。

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インゲンがやっとまともに

2020-06-27 21:18:10 | 野菜・果樹

 今までインゲンというと、病気や虫害にやられてまともに収穫したことがなかった。それが、裏の畑で育てたせいか、次々収穫が続いている。いちばん美味しいと思ったのは、茹でただけのインゲンをそのまま食べることだった。少し食べるのがあきてきたら、マヨネーズをつけて食べるのがいい。そのため、あっというまに無くなってしまう。

  

 和宮様が胡麻和えを作られていた。それも、昨年収穫したエゴマの実を擂り潰したものだった。ふつうの胡麻より食感がゴリゴリしてエゴマ味そのものを感じられる。このバリエーションもなかなかおいしい。2~3日おきくらいで収穫するのが楽しみになってきた。実は2連の対生となっているが、たわわな?4連の実を発見して収穫したときが最高だ。  

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夏野菜の初収穫つぎつぎ

2020-06-22 21:16:57 | 野菜・果樹

 今年のインゲンは元気がいい。毎年のように病気にかかってまともな収穫ができなかったインゲンが、今年は安心して収穫できそうだ。和宮様の好きな野菜だ。さっそく、「インゲンは天ぷらがうまいのじゃ」と天ぷら料理に励んでいた。

       

 今回はあまり植えていないミニトマトだったが、なんとか初収穫第1号を迎えることができた。今年は突風に襲われることがなかったのも幸いしたようだ。問題は大きなトマトの方だ。5本あれば1本は突然枯れてしまう。繊細な野菜の一つだ。

           

 去年はキュウリの大収穫を確保できたが、今年はどうだろうか。害虫のウリハムシがかなりやってきたが本体の成長が早かったのでなんとか凌げそうだ。苗が小さいうちにウリハムシに食べられると致命的になる。残念ながら、ウリハムシ対策の有効な手段はまだ入手できていない。

 

 ネットカバーをしていたため実がすでにできていたのを確認していなかったので、あわてて収穫したのがピーマン・シシトウ・甘長トウガラシらだった。昨年は甘長トウガラシが遅くまで収穫できて食卓を支えてくれた。ピーマン・シシトウは一昨年は好調だったが、昨年は思うように成長がいかなかった。かように、毎年の収穫実績はまちまちだ。これでは百姓としては生活できないことになる。対外的には「わが家は家庭菜園をやってます」とごまかしてはいるが、それは間違いでもないものの百姓への道は遠く、深い。  

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コンニャク芋がニョキニョキ

2020-06-18 19:59:34 | 野菜・果樹

 セニョール農園からいただいたコンニャク芋が裏の畑でびっしり伸びてきた。最初はブルーベリーの間に植えていたが、ブルーベリーが負けそうになるほどコンニャクの生命力が強いので、裏の畑に移植。しかし採り忘れのコンニャクがニョキニョキ出てきていた。

  

 いっぽう、裏の畑はまるでコンニャク旋風でも起きたかのような勢いで、畝ごとに1歳児・2歳児・3歳児が覇権を争っている。先日手作りしたコンニャクがおいしくできたので、秋の収穫が楽しみになってきた。ただし、これを食べるまでの手間が大変なのが心配の種だ。

 江戸時代の水戸藩では、コンニャクが専売品として藩の財政に多大な貢献をしていたことで、全国的に栽培が拡大する。今では、群馬県が全国の90%を占めるほどの収穫を誇っているという。

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クリーミーな甘みと滑らかなジャガイモ

2020-06-16 23:01:42 | 野菜・果樹

 先週、ジャガイモの試し掘りを行う。表面が赤い皮の「アンデスレッド」という品種。以前、「インカのめざめ」という品種を栽培したが失敗したことがあったので、赤いジャガイモにはひけめがあった。しかし、販売店に大量に残った種イモを見て、「これは協力しなきゃ」と購入したものだった。が、定価が半額だったというのが本音だけど。試掘してみて順調であるのがわかり、掘り上げるのは梅雨が終わるころかなと目星を付ける。

   

 もっと追熟するのがいいらしいが、待てずに蒸かしてみる。果肉は黄色だ。これはβカロチンが含まれているからという。βカロチンは、ビタミンAとなり目のはたらき、動脈硬化、免疫力向上などに効能がある。アンデス系の種を父に岡山県の農家が繰り返し改良してきた傑作だ。

    

 食べてみるとホクホクはもちろんのこと。あっという間に平らげてしまった。クリーミーな甘さと粉質のなめらかな舌触りが食欲という欲望をフル回転させてしまう。煮ると崩れやすいのでサラダやコロッケにもぴったり。春秋二期作もできる生命力抜群の「アンデス赤」だった。

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今が旬の野菜は…

2020-06-15 22:08:48 | 野菜・果樹

 わが畑では、先月には「サニーレタス」にずいぶんお世話になった。これで日々の野菜を供給してきたと言ってもいいくらいだ。それがついに最後の1個となったが、さすがに薹が立ってしまっている。そして今は、「スナップエンドウ」がピークとなっている。それに乗じてレタスの種を春先に撒いたがまったく芽が出なかった。

   

 先日はずっしりと収穫したが食べきれないので近所にお裾分けしたばかりだ。今までエンドウを栽培してきてこんなには収穫できなかった。いつもは秋に種まきしていたがどうも冬越しが大きな関門だったので春蒔きに変更したのが良かったのかもしれない。とはいうものの、この梅雨のせいだろうか、莢の色が急にさえなくなり、病気が出そうな気配だ。

             

 むかしは「スナック」エンドウと呼んでいたけれど、農水省が正式名を「スナックエンドウ」と決めたのが1983年のことだ。そういえば、オイラが黒髪ふさふさのころには、サヤエンドウしかなかったような気がする。だから、スナップエンドウは新しい野菜なのだ。塩茹でしてマヨネーズで食べるシンプルな調理のほうが、食感が生かされてうまい気がする。油やバターで炒めるだけでもその食感が生かされる。もう少しがんばってもらって次のジャガイモやキュウリにバトンタッチといきたいものだ。

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食べるか食べられるか「悪魔の舌」

2020-05-24 19:05:38 | 野菜・果樹

 セニョール農園からいただいていたコンニャクに花が咲いた。コンニャクは4年目になると花が咲くようになるという。コンニャクを作る農家は三年目に収穫するので花を見る機会は意外にないという。その花が畑に三つも咲いたのだ。

        

 この赤紫色の花は、英語名だと「Devil’s Tongue」と言って、「悪魔の舌」だ。しかしこの花は、正確に言うと花ではない。蕾を包む葉が変形して巨大化したものだ。それを英米人は「悪魔の舌」というが、日本人は「仏炎苞」という。仏像の背後にある炎をかたどったもので日本人らしい感性が輝く。

        「

 棒状の「肉穂花序」の柄の上側に雄群の花が、下側に雌群の花が蠅の到来を待っている。臭いにおいを出すから蜂ではなく蠅を選択している。その理由がよくわからないが、それも生き残り戦略なのかもしれない。(図はweb「ねとらば」から)

   

 肉穂花序の付属体のてっぺんにハエがやって来ていた。付属体の内部の柄には雄の花が見える。雌の花はやっぱり大奥だ。いずれ、ウラシマソウやテンナンショウのようなブツブツの赤い実が見られるに違いない。滅多に見られない「悪魔の舌」。これが見られるということは、要するに、ぐうたら農業の成れの果てということでもある。

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最後の2本を収穫して

2020-04-09 22:04:51 | 野菜・果樹

 この白い花はなんの野菜!? これはこれでなかなか絵に成る。本当は1月末頃が収穫だったが、相変わらずぐずぐずして4月に突入してしまった。珍しくいつもより比較的失敗が少ない大根群落だった。

              

 地上部だけでも寒冷紗を突き抜けて1m近くもあった。本体もずっしり重く、食べられないことを覚悟していた。包丁で切ろうとしてもなかなか切れないほどだった。しかし、皮を厚めに切って大根おろしにしたら辛みもなくおいしかったのでホッとする。

             

 もう1本のはとても食べられない代物となっていた。成長が悪かったことは確認済みだが、なぜこれだけ割れてしまったのかはわからない。

 

 これで大根は終了。おでんや大根おろしを中心に大活躍してくれた。量がもう少し多ければ「たくあん」にしたかったけど。それは次回の機会にしよう。今年度の野菜作りは失敗がいつもより少なくなってきた。土壌がやっと有機質や微生物が多くなってきたことを実感する。まだまだ土壌が硬い場所もあるが全体的には軟らかくなってきている。バイオトイレの屎尿・生ごみ・草木灰・枯葉などが分解し、着実に微生物と共に養分となってきているのをちょっぴり感じている。この土地が大昔河原だったこともあったようで、まだまだ粘土質と小石まじりの畑であるのは変わりないが、10年間お付き合いしただけの歩みが感じられる。

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ワラビ発見、イチゴの花も

2020-04-04 21:27:31 | 野菜・果樹

 裏の畑でワラビを今年初めて発見。ちょうど食べごろだけど、まだ量が足らない。ワラビの優れているところは収穫してもあとからどんどん芽が出てきてくれることだ。しかも、肥料もいらず、放任していてもしっかり育ってくれることだ。オイラのグータラ農業にピッタリの食材だ。ただし、アクをとるための灰を用意しておかなくてはならないので、焚き火は欠かせない。

        

        

 ワラビレシピとしては「お浸し」がいちばんうまい気がする。アクを抜いてから鰹節や醤油マヨネーズにだし汁をかければそれだけで食が進んでいく。これからの時節、裏山にかけてのワラビ採りが楽しみになる。コロナ戦と闘っている都会人は今こそ田舎に疎開するのが賢明ではないかと痛切に思う。「書を捨てよ、街にではなく田舎に出よう」と。書はとっくに捨てられているけど、書ではなく「スマホを捨てよ、田舎に出よう」こそ寺山修司君の趣意ではないか。そのためにも、街は都会人は田舎とつながっていることが大切なのだ。     

       

 鉢に植えていたイチゴが勝手に飛び出して花を咲かせてくれた。野生化していて肥料もないので大きな実は期待できないが。雑草と混じっているところがワイルドだ。意外に丈夫なのがイチゴだが、期待が大きすぎると失敗する。「いつのまにか、イチゴが成っているよ」と言って、つまみ食いするのがいい。

 

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ブロッコリーとシイタケが次々に

2020-02-02 20:24:07 | 野菜・果樹

 2月に入ったというのに温暖化が続くよ、どこまでも!?ブロッコリーの頂点にあった花蕾はとっくに収穫済みだったが、その周りの小さな側花蕾が大きくなっていた。

       

 例年のブロッコリーだと寒さや霜で元気がなかったのに、今年はいまだに大きくなって収穫もできている。とても食べきれないので近所にも配ってる。もう側花蕾は、頂花蕾の大きさに達している。

       

 同じく、シイタケのほだ木にも大小さまざまなシイタケが顔を出していた。さっそく、おでんや味噌汁に入れて食べてみると生シイタケならでは新鮮な旨みと食感とが脳幹を刺激する。夕飯のインスタントラーメンにも畑のブロッコリーやホウレンソウを入れてみる。しばらく、野菜を買わない暮らしが続いている。ありがたい。ここにはカジノもIRも必要としない。もちろん、黒いマネーが流れる必然もない。中山間地は平和な聖地なのだ。書を片手に、都市を捨て過大な欲望を捨て田舎に行こう!?

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