毎週水曜日に、必ず買っている情報誌“l'officiel des spectacles”。芝居、映画、コンサート、美術館などの情報満載。140ページほどで、35サンチーム(約55円)。新聞の1.1~1.3ユーロと比べるとはるかに安い。重宝しています。
ちなみに、情報誌にはもう一冊あって、有名な“pariscope”。毎週水曜日、キオスクなどには両方が山のように積まれています。どちらも内容にさほど差はないのですが、やはり習慣なのでしょう、フランス人も言っていましたが、ロイヤルティ(フィデリテ)がとても強い。2冊の間を行ったり来たりする人は例外で、どちらか一方を毎週買うそうです。
さて、5日発行の今週号。フィガロ紙と一緒に、駅の改札口前にある、よく利用するキオスクで購入。両方を手にして、メトロへ。乗車後、中で広げて、ビックリ。
下のほうが狭い! お分かりになりますよね。写真の角度とかじゃなくて、実際に下へ行くほど狭くなっている。余分に裁断されてしまっているようです。こんな不良品もあるのですね。
余分に裁断されてしまっていれば、当然文字も一緒に裁断されてしまっている。左右のページとも、各行、情報が立ち消え。住所とか、上映時間とか、見事に一部なくなっています。困った!
ここで、思い出したのですが、この情報誌、客が直接取れないように店の奥にしまってあるので、頼んで取ってもらったのですが、その際、店の女性は山積みの一番上の一冊を取りながら、それを目にすると、テーブルの上に置いて、横のほうから別の一冊を取ってくれました。朝早かったので、一番上の冊子が汚れているか何かで、いいのと変えてくれたのだろうと、思っていました。それが・・・
この通り、下半身ダイエットをした冊子。わざわざ横へ避けておいた不良品をくれたようです。それを、親切だなんて、滞仏2年にして、我ながら、まだ甘い! さすが、気位の高い16区。客を見るのでしょうね・・・
夕方、帰宅時に交換してもらおうとしたのですが、ここで買ったという証拠がない!! そう、おっしゃるとおりです、キオスクではレシートは出ません。証拠はない。ということは言い争っても勝ち目はない。そういえば、このキオスク、おつりをよく細かいコインでくれていました。やはり、客によって対応を変えているのでしょうね。
近くにもう一軒キオスクがあり、引っ越した当初はそこを利用していました。月曜から水曜まで店にいる、若いお兄さんはとっても愛想がよくて、馴染みになるとちょっと話をしたりしてよかったのですが、木曜・金曜担当のおじさんが、混んでいるときなど露骨に白人優先で対応するので、別のほうに切り替えていたのですが、そこでも・・・
有色人種(minorite visible:外見で分かる少数民族)で、スーツでも着ていればまだしも、毎日ジーパンにラフな格好でいる。怪しい。そこまでは思わないにしても、後回しでいい、不良品で十分・・・?
まだまだ甘い。しかし、それでも2年もいると、この程度のことでは、応えなくなっています。あっ、またか。しょうがない。これが、フランスさ。フランス人が、よく“C'est la vie.”(これが人生さ)というように、私は“C'est la France”(これがフランスさ)と言うようにしています。嫌なことはときどきあります。それでも、この国は私にとってはまだまだ面白い観察対象。決して逃げ出したいとは、まだ、思っていません。
さて、新聞。前のキオスクでまた買うか、別のキオスクにするか・・・それが問題だ! と言ってもハムレットの悩みほどには深刻ではありません。
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ちなみに、情報誌にはもう一冊あって、有名な“pariscope”。毎週水曜日、キオスクなどには両方が山のように積まれています。どちらも内容にさほど差はないのですが、やはり習慣なのでしょう、フランス人も言っていましたが、ロイヤルティ(フィデリテ)がとても強い。2冊の間を行ったり来たりする人は例外で、どちらか一方を毎週買うそうです。
さて、5日発行の今週号。フィガロ紙と一緒に、駅の改札口前にある、よく利用するキオスクで購入。両方を手にして、メトロへ。乗車後、中で広げて、ビックリ。
下のほうが狭い! お分かりになりますよね。写真の角度とかじゃなくて、実際に下へ行くほど狭くなっている。余分に裁断されてしまっているようです。こんな不良品もあるのですね。
余分に裁断されてしまっていれば、当然文字も一緒に裁断されてしまっている。左右のページとも、各行、情報が立ち消え。住所とか、上映時間とか、見事に一部なくなっています。困った!
ここで、思い出したのですが、この情報誌、客が直接取れないように店の奥にしまってあるので、頼んで取ってもらったのですが、その際、店の女性は山積みの一番上の一冊を取りながら、それを目にすると、テーブルの上に置いて、横のほうから別の一冊を取ってくれました。朝早かったので、一番上の冊子が汚れているか何かで、いいのと変えてくれたのだろうと、思っていました。それが・・・
この通り、下半身ダイエットをした冊子。わざわざ横へ避けておいた不良品をくれたようです。それを、親切だなんて、滞仏2年にして、我ながら、まだ甘い! さすが、気位の高い16区。客を見るのでしょうね・・・
夕方、帰宅時に交換してもらおうとしたのですが、ここで買ったという証拠がない!! そう、おっしゃるとおりです、キオスクではレシートは出ません。証拠はない。ということは言い争っても勝ち目はない。そういえば、このキオスク、おつりをよく細かいコインでくれていました。やはり、客によって対応を変えているのでしょうね。
近くにもう一軒キオスクがあり、引っ越した当初はそこを利用していました。月曜から水曜まで店にいる、若いお兄さんはとっても愛想がよくて、馴染みになるとちょっと話をしたりしてよかったのですが、木曜・金曜担当のおじさんが、混んでいるときなど露骨に白人優先で対応するので、別のほうに切り替えていたのですが、そこでも・・・
有色人種(minorite visible:外見で分かる少数民族)で、スーツでも着ていればまだしも、毎日ジーパンにラフな格好でいる。怪しい。そこまでは思わないにしても、後回しでいい、不良品で十分・・・?
まだまだ甘い。しかし、それでも2年もいると、この程度のことでは、応えなくなっています。あっ、またか。しょうがない。これが、フランスさ。フランス人が、よく“C'est la vie.”(これが人生さ)というように、私は“C'est la France”(これがフランスさ)と言うようにしています。嫌なことはときどきあります。それでも、この国は私にとってはまだまだ面白い観察対象。決して逃げ出したいとは、まだ、思っていません。
さて、新聞。前のキオスクでまた買うか、別のキオスクにするか・・・それが問題だ! と言ってもハムレットの悩みほどには深刻ではありません。
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そういえば、ブログのデザインも一新されたのですね!シンプルでクリーンなイメージが素敵です。
同じデザイン(テンプレート)で1年8ヶ月やってきたのですが、滞仏3年目を契機に、変えてみました。以前のデザインは、上部に、白地と赤と青のライン、と三色旗と同じ色になっていたので、選んだものです。今回のは、全面白地。このほうが、写真が少しはきれいに見えるかなと思って選んでみました。好評のようなので、しばらくこのテンプレートでいこうと思います。
店の人がくれたのが情報誌の山の2冊目なら大昔の住人さんと同じように考えたと思いますが、レジ横から取り出した1冊。やはり、怪しい・・・と、想像しています。
なお、フィガロの水曜別冊、“FIGARO SCOPE”という名で今も出ています。ただ大判なので、持ち運びに不便。ついつい、l'officielを買ってしまいます。
フランス人の店員の対応、私も時々いやな感じの人に会いました。おつりを汚くて破けたお札で渡されたり。私がアジア人だから?とも思いましたが、それくらいのことでフランス人を嫌いになったりはしません。フランスにはこれからも何度も行くつもりです!
(すでに11回目でした…)
ブログ読ませていただきました。
海外での生活が伝わってきて面白かったです。
また遊びに来ます。
blogを世界中の人に配信してみたくはないですか?
よかったら下記のサイトに是非ご登録下さい!
http://g2g.jp/
世界のブログを地図から検索! -G2G
宜しくお願い致します。
いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。
私も今月下旬に渡仏する予定で、10月からソルボンヌ大学文明講座に通います。もちろん初級です。。。
話には聞いている「これがフランスさ!」というエピソードの数々、実際に直面されている様子を拝読していると、私もtakeさんのように前向きに捉えられるように、今の生活で培った既成概念を取っ払って楽しく生活できるように心掛けたいと思います。
修了書、おめでとうございます。それに、学食ですれ違っていたかもしれないですね。
以前このブログでもご紹介したのですが、自分は人種差別感を持っている、と調査に答えたフランス人、多いんですね。だから、いやな目に合うこともある。でも、全員じゃない。中には、いい人、親切な人もいる。良いところ、嫌なところ、両方をしっかり見て、それでもフランスが好きというのがいいのでしょうね。
また、ぜひ、いらしてください。
コメントありがとうございます。
これからもご訪問、よろしくお願いします。
フランス語会話のフランス人ボランティアが言ってましたが、フランスをパラダイス、フランス人を聖人君主と思ってきた人たちはがっかりしてしまう・・・
普段着ののフランスを、ありのままのフランス人を受け入れて、ぜひ楽しいフランス滞在を! 日本とフランス、ただ違いがあるだけ。どちらがいいというわけではないですものね。ぜひ、違いを楽しんでください。
長く買い続けていますが、こんなの初めてでした。裁断ミスの上に、中綴じの芯が片方ない。本当に、後で価値が出たりするといいですよね。これからは、買ったその場でチェックです。