「高屋敷の十字路」の各ページの更新コメントならびに関連〈ニュース&トピック〉拾い読み。
高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
ポリタンやタンク内の残り灯油をカラにする
肌寒い朝晩を飛び越したみたいに暑くなったり
ピッタリ使い尽くして次に備える暮らしの舵取り。
空き家だった隣家に住みはじめる若夫婦や
裏の空き地に新築の運びになった老夫婦の
挨拶が新緑の風とともにわが家の呼び鈴を押す。
生き抜く稼ぎを最優先して子どもに残さず
日常の立ち居振る舞いから生涯運動まで
身体的な遊休地を残さない柔らかな日々。
家族みんなで同じ食事を囲み続けてつきない
話題がデザートのように繰り返される毎日から
それぞれの持ち場へ出かけいつでも帰ってくる。
通える道場がなかったら独り稽古しないと
どのような気付きがあるやなしやわからず
ろくでもない人や組織に惑わされる暇は無い。
過ぎたことや先のことなど端っこばかりに
気を使いすぎ倒れないよう真ん中探しは
手近に与えられた場でやり尽くすことから。