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《赤壁》 チョウ・ユンファも降板

2007-04-18 05:40:39 | レッドクリフ 新聞

《赤壁》でトニー・レオン(梁朝偉)が諸葛亮を辞退した後、
今度は主演である周瑜役のチョウ・ユンファ(周潤發)の降
板が突然発表された。

4月14日、正式クランクインした《赤壁》。しかし昨日プロ
デュー、テレンス・チャン(張家振)は「チョウ・ユンファ
(周潤發)を交代せざるえない事態となった」と正式に発表
した。

「原因は發哥が提出した70以上に及ぶ”常識を変えた要求”だ。
その要求とは500万米ドル(約5億8千万円)の出演料を撮影
3日前まで支払うこと、1日の労働時間はトレーラー内での
待機時間を含み12時間など。また自分の出演シーンについて
不満のある箇所を多く口出ししたり、出番を増やすように要求
したりしている。スタッフはこれに従い、散々脚本を修正して
きた。しかしもう全部に応じることができなくなり、結果的に
主演交代という苦渋の選択を余儀なくされた」

またスタッフによると發哥の要求内容について、契約審査を請
け負っている(アメリカの)保険会社が疑問を感じ、「この要
求を受けるなら、映画を撮る必要はないのではないか」と意見
したという。
事実、《滿城盡帶黄金甲》でも同様の問題が発生し、チャン・
イーモウ(張藝謀)監督は發哥と2度と仕事はしないと公表し
ている。

一方發哥は「金曜日に弁護士を通じて辞退を申し出た。
降ろされたのではなく、自ら辞退したのだ」と主張している。
「脚本がなかなか渡されず、自分の撮影スケジュールもはっ
きりしない。今回は大作で北京語で演技をしなくてはいけない。
充分な時間が必要だったんだ。一週間前にようやく脚本を受け
取ったが、いい演技ができる自信がなっくなり降りることにし
たんだ」

「ギャラに関しては、向こうが提示した額だった。その後値下げを
言ってきたときには応じた。その後、前後編2本になったときも
上乗せを要求していない。さらに最近分割払いでと言われ、これにも
同意している。彼らはなんて言っているの?『苦海』と『黄金甲』
でもアメリカの保険会社だった。じゃなぜ前2作は大丈夫だったのか。
彼らはまだまだハリウッド形式の契約に適応できないんだろう。
僕とテレンス、ジョン・ウーの友情に傷がつくことはないと思う」
                 (自由電子報 2007/04/17)

☆月曜日夜から飛び交ったニュースで2日間ボーゼンとしていました。
 ショックでブログ更新もできませんでした。どこからどうはじめれば
 いいのか・・。
 先週のクランクインが星島日報だけしか報じていませんでしたが、
 ジョン・ウー監督の顔は疲れきってました。こういうことだったのか
 と納得しました。

 トニーから金城武に交代した時点で50代ユンファとのバラン
 スが取り沙汰されていました。脚本はユンファが口出し→書き直し&
 キャストの変更でさらに遅れるという状態だっただろうし。
 ジャスミンさんの”度を越えた要求”は今に始まったことではない。
 どこかで、双方のズレがでてきていたんでしょう。


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1 コメント

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ショックです (阿仔)
2007-04-18 12:19:26
たかにゃん。本当に残念です。
特に發哥ご夫妻とは原宿の某ラーメン店でご一緒し、發哥はレスリーのことを気にかけてくれて、ジャスミン女史もにこやかな感じの良い方でしたから、いつもこれらの報道は残念で、残念で仕方かありませんでした。
やっぱり、お金と人が介在しちゃうとあんなに映画づくりに無邪気だった少年のような人たちも変わっちゃうんでしょうか?
レスリーは「映画つくりたい」ってそのままだったけど・・・
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