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《傷城》のリメイク権もワーナー

2007-02-28 18:06:16 | 香港電影
アカデミー賞の授賞式で『ディパーテッド』の
原版『インファナル・アフェア』が日本映画と紹介された。

この件で『インファナル~』のアラン・マク監督は
「外国人は日本人と香港人の区別がつかない。香港人だってアメリカ人と
 イギリス人がよくわからないのと同じだ」と全く気にしていないという。

リメイク版『ディパーテッド』の脚本についてアラン・マクは
「好みではないが、大きな変更はしょうがないことだよ。
 『インファナル~』はジョン・ウー監督の『フェイス/オフ』で
 ”お互いの身分を入れ替えて戦う”というところにインスパイヤー
 されて書き上げたんだ。当時、あのストーリーを持って周ったけど
 どこでも相手にしてくれなかった。それがめでたく製作にこぎつけた
 のはアンディ・ラウが出資者探しをサポートしてくれたからだ。
 それから主演は初め、アンディとトニー・レオン(梁朝偉)のほかに
 レオン・ライ(黎明)も考えていた。結局アンディとトニーになった
 けど、もちろんこれが最高のキャストとなった」
                          (明報)
   
という記事と本日はもうひとつ

 『インファナル・アフェア』に続き、アメリカのワーナーがアンドリュー・
 ラウ(劉偉強)&アラン・マク(麥兆輝)監督《傷城》のリメイク権を
 獲得した。脚本は『ディパーテッド』でアカデミー賞脚色賞を受賞した
 ウィリアム・モナハン、主演はレオナルド・ディカプリオとなる予定。
 また二人でプロデュースも手がける。
 トニーの役をディカプリオが演じることを既に知らされているラウ
 監督はディカプリオにはトニーの役はとても合っている、もう一人の
 主役、金城武が演じたアルコール依存症の探偵にはブラッド・ピットが
 適しているだろうと考えている。

 さらに監督は「『ディパーテッド』のオスカー受賞は香港映画界にとって
 新鮮は刺激となり、香港マーケットの励みになり、絶対いいことなんだ」と
 主張している。彼によると現在公開中のイー・トンシン監督《門徒》の版権
 もまたアメリカの映画会社と交渉が進んでいるようだ。(明報より)

★ワタシが《傷城》で好きなのはトニー&金城のバーでのおふざけシーン。
 でもきっとなくなってしまうでしょう(笑)。
 それがなければ、金城の役は年上でもかまわないな。
 ストーリーとしては《傷城》のほうが、ハリウッド向きでしょう。
 ただ、だから版権を買うほどのことか?とも。


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