★アジア語楽紀行~旅する広東語~
NHK教育で放映されている「アジア語楽紀行」の6、7月は広東語。
先週からこのテキストが気になっていたんだけど、買うと没頭して
仕事をしなくなりそうなので我慢していた。ちょっとひと段落した
ので、昨日購入。
第一回はサッカー練習場。で、重要表現は 「唔該(ン コーイ)」。
香港に行って、いきなりサッカー練習をすることがあるのかは??だけ
ど、”你好(ネイホウ)”でも”多謝(トーチェ)”でもなく、旅行で
は(おそらく)一日20回以上は使う、”唔該”から始まる
なんて、なかなか鋭い。
発音記号のほかに重要表現の声調はちゃんと五線譜に♪みたいに表現され
ていて、発音記号を覚えられなくても、ひとめでわかるようになっている。
放送は1日5分 週3回 全12回
テキストには他に香港の歴史、映画、メニューの読み方などのコラムもある。
智仔さんのブログに詳細がでてました
★東方広東語辞典(東方書店) 定価7350円
最近の”これは使える一冊”はなんといっても東方広東語辞典。
今までの広東語の辞書はどちらかといえば単語帳だったけど、
これは本格派で普通の中国語辞書の広東語版。
とはいえ購入するまで、実はこれほど重宝するとは思わなかった。
今まで香港の新聞記事などの単語を引くときは普通の中国語辞書で
引いていたが、発音がわからない場合(がワタクシはほとんど)
繁体字→簡体字 で画数を数えて・・・という作業が必要だった。
でもこの辞書なら繁体字だから画数をそのまま数えればいいだけ
(画数がやたら多いのはメンドーだが)
その他日本語の音(訓)読みでひける50音引きもついている。
あと北京語と広東語は発音の違いだけでなく、単語の使いかたも
意外と違うので今までは載ってないことも多かったがそれも解消。
それにこれは編集者の趣味だろうけど、
梁の項に出てるのは、梁朝偉、梁家輝だし
「唔止」の例文は「郭富城はかっこいいし、ダンスもすごく上手だからね」。
と読み物としても楽しめる。広東語を学ぶ人にはオススメです。