雕刻時光 movie cafe

たかにゃんの気になる
アジアの映画&芸能
あれこれ

第11回釜山国際映画祭 閉幕

2006-10-21 13:08:28 | 釜山国際映画祭
第11回釜山国際映画祭は昨日閉幕した。閉幕式の司会はチャ・インピョと
シン・エラのおしどり夫婦がつとめた。

昨日発表されたニューカランツ賞は楊恒監督の《檳榔》とマレーシアのタン・
チュイムイ監督の「愛は一切に勝つ」が同時受賞した。

《檳榔(びんろう)》は不良少年の生活を描いた作品。楊監督は01年に電影学院
を卒業、04年に半年をかけて脚本を創作し、さらに友人のサポートをうけ、
たった3万元でこの作品を作り上げた。「新しい価値観をもち、素晴らしい演技
と完璧な映像美」が評価された。一方、マレーシアのタン監督の「愛は一切に勝
つ」は田舎から働き口を求めて大都会にでて来る少女を描き、この時代の価値観
と道徳観を表現した点が評価された。
タン・チュイムイ監督は国際映画評論家協会賞とのダブル受賞となった。

今年の映画祭の観客数は2001年以後の最少となったことが、20日午前10時海
雲台パビリオンで開かれた決算記者会見で明らかになった。映画祭側によれば
今年の観客総数は16万 2835人、昨年の19万2970人を3万人余り減少した。
今年の16万2835人という数字は 2001年第6回の14万3103人以後、最少の観客
数となった。        (マイディリー、明報など 2006/10/21)


☆”観客の減少”というのは人気低下というわけではなく、今年はマーケット
  にスクリーンを譲ってしまったための結果のようです。
 「愛は一切に勝つ」は東京国際映画祭でも上映されます。
 

アジアの風 ほうぼうに吹く

2006-10-21 11:21:52 | 東京国際映画祭
本日スタートの第19回東京国際映画祭。
ワタクシといえば、昨夜から38度の発熱で今日の上映に行けるのか。

ところでTIFFのHPで「アジアの風 ほうぼうに吹く」という
ブログが始まりました。最新のコメントは中国からのフィルム搬入奮戦記。
涙無しでは読めません(笑)。
執筆は関係者内では人気スタッフのM女史と思われます。
(同僚の名前は明記してるのに、自分の名前は出ていない)

FFCのフィルム到着もギリギリで関係者は冷や汗ものだったようですが、
こちらもかなりのスリルです。
今後、監督からのメッセージやらも入ってきそうな予感。
是非、チェックを。
そのぶろぐはこちら。