高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

北九州歯学研究会発表会

2015-04-02 08:57:36 | Weblog

 

1/25(日)

院長と北九州歯学研究会の発表会に行ってきました

 

私は初の参加でしたが、かなり北九州で昔からある、全国的に有名なスタディグループ

だそうです

朝一から会場のJR九州ホールは大きな会場にも関わらずほぼ満席。レジメをみると第39回と書いてありましたが、

毎年この規模の発表会が行われていると聞き実行委員の方々のご苦労が偲ばれます。

 

久々、同期にも

会えて近況報告しました。

みんな勉強してるし

負けられないなと思いました

 

講演の内容としては

・どういう型どりをすれば適合のよい被せものを

 つくれるか?

・歯の根っこの治療をする際、多様な解剖学的な形態に

 どのような点に留意すべきか?

・むし歯が深く、普通では神経の治療になりそうな歯を、年単位をかけて

 少しずつ削ってゆくことで神経を保存したケース

など、根気とこだわり満載の話でした

 

 中でも印象深かったのが

歯を失った部分に親知らずなどを移植するというお話でした.

木歯科でも症例によって行っていますが、この方法は症例を選べば

・取り外しの義歯をしなくて済む

・健康な歯を削ることを避けることができる

・インプラントに比べて安価で、生体に対し侵襲が少ない

などのメリットがあります。

 

私は移植の症例がないですし、

10年、20年の長期の症例もないため、このようなお話で経過を見れることは

私のような新米にとっては、すごく貴重なことです 

患者さんの歯を一本でも

多く残すという点で移植という選択肢ができるようになれば

提供できる治療の選択肢を増やせるなと感じました

 

 

すべてのお話が先輩ドクターの

数十年単位の

経過をみれたため勉強になりました

 

日々の診療に生かせるように精進します