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日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

フランス滞在記 2日目の1。

2012-02-29 11:40:00 | フランス滞在記


朝4時半に起きてしまいました、時差ボケかな。

天気は曇、気温はあまり寒くありません。

朝から荷物の設置をして、その後、シャワーを浴びたのですが、狭くて驚いた。

半畳スペースでシャワーの蛇口があるからもう少し狭い、
しかも水の調節が押したり引いたりするタイプなので狭くて中るといきなり熱くなったりします。

慣れが必要です。
でも外国人の体格であの広さって狭すぎて体洗えるのか疑問です。

今日は、周辺を散策してお店を探す算段です、
それとTGV(新幹線)の予約席を取りに行く予定です。

後、投稿日時がおそらくフランスになってると思います。

フランス滞在記 1日目の3。

2012-02-29 09:08:01 | フランス滞在記
シャルル・ド・ゴール空港着陸して、空港内に入ると外国人と外国語ばかり。

(うぁ、、、全然解からん)

人の流れを頼りに付いてくと入国審査窓口発見、パスポートと航空券を出して列に並びます。

やがて僕の番が来たので窓口に行くと、ボンジュールと言われたのでボンジュールと返して
パスポートと航空券を出すと航空券はすぐに返されました。

(航空券はいらないのね)

判を押してもらって、メルシー(ありがとう)と言われたのでメルシーと返してパスポートを返してもらって、

フランス入国!!

(うーん、まだ実感がないなぁ)

まだ同じ飛行機に乗ってきた日本人が沢山いたので、あまり実感がわかず、とりあえず荷物を取りに行きました。

ベルトコンベアの前で待ちます、やがて流れてきたスーツケースを拾って、ここから皆各々の目的で動くのでバラバラになります。

僕はシャルル・ド・ゴール空港(CDG)から北駅にRER B線という電車に乗って行く予定なのでホームを探します。

その前にこれからお世話になるマンションの大家さんに今から向かう事を連絡しないといけないのですが、近くにあった公衆電話がカードしか使えないようだったのでお金で使える電話を探すため後に回す事にしました。

案内を見て電車に乗ります、CDG空港内には無料の電車が走っていて、それに乗ってRERの駅に乗り換えます。

RER線の改札に無事到着、さぁここから切符を買って改札を通り北駅に行きます。

券売機を見ていると、隣の黒人がパリ?パリ?と言って隣に立って、これだよと指を指していました。

券売機の説明を読んだ感じ、小銭しか使えないようだったのでnon(いいえ)と言ってその場を離れて前にあったお店で札を崩すことにしました。

お店に入るとフランス語とユーロ表記。

適当に安いものを買って崩そうと値段を見ていると、丁度会計を終えた人がAu revoirと言って出て行きました。

Au revoir オーヴォワールはさよならという意味です。

様子を伺っていると、
お店に入る時か、レジに品を出すときにボンジュール(こんにちは)と挨拶をして、
会計をしてもらったらメルシー(ありがとう)、店を出るときにオーヴォワール(さよなら)
オーヴォワールは買い物をせずに店を出る人も言うみたいです。

それに対して店員さんはちゃんと返しています、なんとマナーのできた風習、
さすが紳士淑女の街。

流れがわかった所で、買うものを選びます、と見覚えのあるパッケージがありました。

そうポッキーです、フランスでは其の名も”MIKADO”。

神々しすぎでしょ、これを買うことにしました。

MIKADO €1.20。

ボンジュールと挨拶をしてMIKADOを出します、€10をだして€8,8のお釣りの筈が
お店を出て確認すると€3,3しかない、これやられた?と思いもう一度お店に行って、

€10だしたのに€5足りないと言っても、ちゃんとあってると聞いてくれませんでした諦めてお店を出て何気にポケットに手を入れると、€5が。

(・・・は!?そうだ先に渡されたんだった)

小銭の前に、くちゃくちゃの€5札を渡されて財布に入れづらかったので咄嗟にポケットにいれたのでした。

(お姉さんに悪いことしたなぁ)

フランスの安全対策に、勘定が適当だからお釣りを確認したほうが良いというのがあって、
最初から疑ってしまったのでした、反省。

しかし結局札で来たので、券売機で買えず窓口で北駅と言って切符を購入。

インフォメーションで北駅はどこ的な事をジャスチャーを交えて尋ねると、

23・24番ホームから行けるよと言われた気がしました、

英語で23・24 OK?と聞かれたのでoui! Merci!(はい!ありがとう!)と言って
改札に行きます。

その前に電話を探しましたが見当たらず大家さんと連絡が取れずにいたのですが、
どこかにあるだろうと楽観して改札へ。

改札は日本と違って切符を入れるとすぐ手前に出てきます、それを取ると仕切りが開くので通り抜けます。

教えてもらったホームに言って停車駅を確認、最初見た時50分後にParis-Nordと書いてあったのでそれを待つことにしました。 ※Nordは北

その間に片方の線の電車がやけにくるので、そういえば北駅行きは10分間隔と書いてあった気が
と思い、地球の歩き方を見るとやっぱりそう書いてありました。

もしかしてこっちも行くのかなと路線図を確認してみるとありました。

なのでそちらに乗り込みます。

パリの電車は手動で扉にボタンが付いているので押して入ります。

CDG空港駅から北駅は治安が悪いと聞いていたので四人がけの椅子の窓側にスーツケースをもったまま座ったら、おばさんにスーツケースは通路側に出しなさいと注意されてしまいました。

ごもっともだと思いスーツケースを握りしめて通路側に座ります。

北駅までは25分ほどと書いてあったので時計と停車駅を確認して無事北駅で下車。

地下のようだったので出口を探して上へ上へ。

そして、エレベーターを上がって見えてきた光景は、
Paris!

大きな石造りの建物が隙間なくひしめき合っていて、非現実感が最高頂、一気に外国へ来たんだと実感しました。

感動を少し後にして地図で現在地確認。

北駅の左側にでた様なので、正面にまわってマンションを目指します。

大家さんへの電話は結局せずに来てしまいました。

綺麗な石造りの建物、隙間なく壁のように立っている建物の一階がお店が並び二階からはマンションになっているようです。

そして隙間なく立ちすぎて駐車場がないので、ほぼすべての道が路駐の光景、縦列駐車で停まっています。

マンション近くまで来たので詳しい場所を確認しようとメモ帳を取り出すと、住所が書いていない。

(・・・あれ?あ!)

フランス用の手帳を三冊用意していて、一冊づつが予定、単語、メモと分けていたのですが
住所は単語用に書いてあって単語用を忘れてきていたのでした。

(まずいぞ、これ初日で詰むかも)

手がかりは、この辺りというのと大家さんの名前、電話番号、Eメールアドレスだけです。

確実なのは電話なので、
運が良ければ大家さんが見つけてくれるかもしれと思いながら周辺を歩いて公衆電話を探すことにしました。

歩くも当然話しかけられることがなく、公衆電話を見つけたのですが、テレフォンカードしか使えない。

本で確認すると、テレホンカードが必要で、テレホンカードはタバコ屋か郵便局で買えると書いてありました。

この時18時過ぎ、果たして郵便局が開いているのか、単語を調べて簡易地図で調べてもわかりません。

(最悪、近くのホテルで一泊して明日仕切りなおしかな、ネット回線があれば大家さんとEメールでコンタクトとれるし)

どう動こうか悩んでいると、近くにパトカーが停まっていたので電話をしてくれるか聞いてみることにしました。

様子を伺うと中で待機しているよう、だったので窓をコンコンと叩くと、
助手席に乗っているおじさんが、ちょっと待ってと手を上げたので待って窓が開きました。

ここから僕の主観での会話。

「どうしました?」


「この電話番号に電話したいんですが」とメモ帳を指さす。

「これは電話番号だね」


「はい、そうです電話をかけたいんですが」

「電話をかけるなら携帯電話で良いよ」と携帯電話をとりだして提示してくれるおじさん。


「そうなんですが、携帯電話がないのです」

「ん?」


「携帯電話がないので代わりにかけてれくませんか?」

「え?俺にかけろって言ってるのかい?」


「はい」

「だめに決まってる」


「お願いします」

「だめだめ」


「すいませんでした」

駄目でした。

なので通りを歩いて大家さんが見つけてくれるの願いつつ、
ホテル、無線LANスポット。郵便局、タバコ屋を探して徘徊しました。

段々日が暮れてきて余裕がなくなってきますがそれとは別に街並みを見ているのは
真新しさばかりで楽しくもあります。

石造りの建物を見ていて楽しいのですが、空気が違うというか臭いのと結構道が汚いです、
前を歩いていた人が、突然荷物を置いて止まったので何だろうと見ていると、
路駐の車と車の間に立ちションをしだして、

(オープンすぎるだろ!日本のおじさんや小学生でも草むらとか、ひと気のない所でするぞ!)

とか思いながら通過、宛もなく歩きますが事態は好転せず、
日本人が居れば良いんだけどやっぱり警察にお願いして電話してもらうしかないと思い戻ってみると、もう居ませんでした。

愈どうするか。

しょうがない、一般人にすがろう。

かく言う僕も香川で携帯電話を貸して欲しいと言われたおばあちゃんに貸したことがある、大丈夫だろう。

単語帳で、困っています。ここに電話してこの人を呼んで欲しいという感じの文法と単語を調べて、準備完了。

さて誰に話しかけようか。

若い人は携帯をもっているだろうし、男なら確実だし警戒心も少ないだろうと考えながら通行人を見ていると、
スマートフォンを触りながら歩いてくるお兄さんに声をかけてみました。

「すいません、困っています。ここに電話をしてもらえませんか?」

「ここに電話したらいいの?」
と笑顔で答えてくるお兄さん。

「!?はい!!」

「ちょっと待ってね」
番号を打ち込みはじめるお兄さん。

よく見ると、ギャラクシーでした。
一緒の携帯だと思っていると番号を押している途中で戻るを押してしまって待ち受け画面に戻ってしまいました。

苦笑でこちらを見たので目を合わせて苦笑で応えました。
もう一度打ちなおして電話をかけます。

「ここに呼んでください!」と言うと、ははと満面の笑み。

大家さんが出てくれたようでお兄さんが事情を説明してくれました。

ジェスチャーでここで待ってと指示されて電話を切った後、お兄さんも一緒に待ってくれました。

時間は大丈夫?と聞くつもりが、時間が確認したいととったようで時計を見せてくれてメルシーという会話をしていると、

「あぁ、あの人のようだね」


そちらを見るとおしゃれなおばさんが近づいてきてお兄さんにお礼を言っていました。

それじゃあと手を上げたので、

「Merci Beaucoup!」 本当にありがとう!とお礼を言って。

お兄さんは去って行きました。

大家さんが連絡が取れないから心配してたわ的な事を言った気がしたのですいませんと言って、
大家さんに案内されてマンショに向かいます、入り口はすぐそこで10m程のところにありました。

「ここがあなたの泊まるところよ」


「oui!」

「この鍵で扉が開くから」


「oui!」

「さぁ入って」


「Merci」

エレベーターに乗り込み、

「この階だからね」


「oui!」

大家さんすごく笑顔、気持ちは伝わっているようでした。

エレベータの中で挨拶、
「Enchannte de faire vare connaissance」(はじめまして、お会いできて嬉しいです。)

「oui,Enchannte de faire vare connaissance」


やはり笑顔。

部屋のある階に着いて、

「ここがトイレで電気はここよ」


「oui!」

「それでここがあなたの部屋よ、鍵はこれ」


「oui!」

部屋に入ると漫画が数冊あるのが目につきました。

「Manga!」

「oui!Manga」


以前に泊まっていた日本人が置いていったのかな?

それから部屋の設備の説明をしてもらいます、
食器がここにあって、これがシャワーで、インターネットはこれでしてベットはここで
とあらかた説明してもらったので家賃を渡します。

「丁度ね、何か聞きたいことはないかしら」


「oui!」

「Au revoir?」


「Au revoir」(さよなら)

「Au revoir」


大家さんは帰って行きました。

これで一段落つきました。

初日から色々ありましたが何とかなりました。

スーツケースを広げて、持ってきた洗剤やらスポンジやらを配置して、
ネット回線とかコンセントとか確認して、
試しに電気コンロでお湯を沸かしてみるとちゃんと沸きました、
日本から持ってきたチキンラーメンを食べてベットに入り今日の事の書いていたら眠くなってきたので寝ることにしました。

そうしてフランス滞在記が幕を開け、一日目の幕が降りたのでした。

フランス滞在記 1日目の2。

2012-02-29 06:21:38 | フランス滞在記
Bonjourl!! (こんにちは!!)

Comment allez-vous? Ju tres bien (お元気ですか?僕は元気です)

ということで、無事パリのウィークリーマンションに到着しました!

いやぁいきなり色々ありました。

トラブルこそ旅の醍醐味、どうやら外国でもトラブルを楽しめる余裕があるようで安心しました。

それとフランス人は良い人です、空港からの電車の中ではスーツケースがあったのでおずおずしてましたが、
明日からは身軽になるので、困ったらどんどん話しかけていこうと思います。

今は部屋のネット回線を使って日記を書いてます、どうやらこれも問題なさそうです。

早朝2時半に起床した僕は旅券や航空券の確認をしてネットでフランスの情報をみながら時間を潰して
4時半にビジネスホテルを出発。

まだ寝静まっている名古屋の街中をスーツケースを押して名古屋駅を目指しました。

シャルル・ド・ゴール空港までは特に問題がなくて、
名古屋駅から中部国際空港駅へ、中部国際空港でチェックインをして受付時間まで待機。

チェックインの時に、スーツケースを預けたのですが、
受付の方が車輪が壊れているので最初から壊れていた事の証明書に名前の記入して下さいと言われました。

(それで押しづらかったのか。。。)

待機時間は一時間半ほど、適当に空港内を徘徊、
食べ物やさんが並ぶ横丁と、小物店が並ぶレンガ街というのができていて見て回っただけですが楽しめました。

無闇うろうろするのも怪しいので、搭乗口近くの椅子に座って小説を読んで時間を潰します、
やがて時間になって荷物検査をして飛行機へと続く通路を通って機内へ入って指定の席につきました。

中部国際空港から成田空港までは一時間程なので上がって程なくして下降そして到着。

成田空港では搭乗口の場所の確認をして一時間ほど待機して荷物検査を通ると、
機内への液体の持ち込みは100mlまでなのですがギリギリ超えていたらしく没収されてしまいました、
それ以外は問題なく通過。

搭乗口前で受付時間を待って、時間になったので券を通して中に入ります。

成田空港からシャルル・ド・ゴール空港までは約12時間のフライトです、
とりあえず皆が見れる大きなスクリーンで映画を流していると思うから気が向いたら見て、
後は小説を読んだり、単語帳を見たり、景色を見たり、仮眠をとったりして過ごそうと思っていたら、

なんと最近の旅客機はエコノミークラスでも一席ずつ液晶ディスプレイが付いているのですね、
フライト時間の予定や映画、テレビ、ゲームなどが見れようになっていました。

映画は去年の作品のようです。

出発後程なくして昼食が配られました。

洋食と和食を選べて、僕は洋食を選びました。

洋食はハンバーグがメインでサラダ、パン、ミネラルウォーター。

ご飯を食べた後は、窓際だったので外の景色を眺めてました。

丁度ロシアの上を飛んでいて、一面雪山や氷河をリアルグーグルアースみたいだなと思いながら眺めてました。

それから6時間の間、小説を読む、寝る、外を眺めるを繰り返して一度トイレに行くため座席をたちました。

ただ本当にトイレに行きたかった訳でなく、体勢を変えながらもずっと座った状態だったのでケツが痛くなっていたのです。

トイレの中でストレッチをしてまた席に戻り、小説を読み終え、ケツが痛くて寝れなくなったので映画を見ることにしました、作品は『J・エドガー』。

クリントイーストウッド監督の作品です。

内容はFBI設立者J・エドガーの自伝で、
イーストウッド監督は人の感性や心情を静かに日常的に表現するのが巧いと思います、面白かったです。

そんなこんなでヨーロッパに侵入、ノルウェー、スェーデンと上から眺めていると氷漬けなんですね、
川や海まで凍っていてパリは大丈夫なのかと思っていたらデンマークの辺りから氷がなくなってきてドイツは見えなくなっていました。

さすがスェーデンやノルウェーは北極圏だけあります。

ここまできたら後少し、
やがて成田空港から約12時間のフライトの末、シャルル・ド・ゴール空港に到着。

着陸して外を見ていても、まだあまり実感が湧きませんでした。

3に続く>>>>>>>>>>


結構疲れているのか眠いのでまた明日続きを書きます。

明日は周辺のお店などを確認がてら歩く予定です。

では、bonne nuit, (おやすみなさい)

28/02/12 22:21