🌸 天皇家の「愛」と「憎しみ」3
「要旨」
☆孝謙天皇と道鏡のロマンスが女帝を廃した
*孝謙天皇は道鏡にメロメロになり寵愛した
☆「道鏡事件」に深くかかわった宇佐八幡のご神託
*宇佐八幡宮「道鏡を天皇にせよ」というご神託を出す
*空気を呼んだ宇佐八幡宮はご神託 を出し直した
☆八幡様は、高天原系と呼ばれるような伊勢神宮系の神様ではない
*当時の宇佐八幡宮の神主集団は、機を見るに敏な人々だった
*聖武天皇の大仏作りに加わったのも宇佐八幡宮でした
☆道鏡の皇位纂奪騒動で、宇佐八幡は皇位の行方に関わる動きをした
*皇室にとり2番目に重要視する神社である
☆孝謙天皇は道鏡にほれ込んだ理由
①道鏡は非常に男性器が大きかった ➁道鏡が僧侶であった
①道鏡は非常に男性器が大きかった ➁道鏡が僧侶であった
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「孝謙天皇と道鏡」「宇佐八幡宮」「宇佐八幡宮ご神託」
⛳孝謙天皇と道鏡のロマンスが女帝を廃した
☆孝謙天皇の即位によって、日本の歴史は大きく変わる
*彼女以降、江戸時代まで、女性天皇がいなくなってしまった
*原因は、孝謙天皇が、女性として一人の男性を愛してしまったから
*「日本のラスプーチン」法相宗の僧侶・道鏡
*原因は、孝謙天皇が、女性として一人の男性を愛してしまったから
*「日本のラスプーチン」法相宗の僧侶・道鏡
☆孝謙天皇は道鏡にメロメロになり寵愛した
*孝謙天皇が強い庇護を与えたことで
*道鏡は政治に口出しするようになり、朝廷は大混乱に陥る
☆彼は政治への介人のみないず
*皇位の簒奪、自分が天皇になることを望み始めた
☆孝謙天皇のサポート役、藤原仲麻呂
*道鏡を排斥しようと乱を起こすが、逆に殺されるという憂き目に遭う
*藤原仲麻呂に代わって、道鏡が大きな権力を振るまう
⛳「道鏡事件」に深くかかわった宇佐八幡のご神託
☆一度は天皇の位から降りたはずの孝謙天皇
*道鏡をバツクアップするために再び皇位を手に入れようとした
*皇位についていた淳仁天皇を武力で排斥し、流罪にした後
*自分が称徳天皇としてもう一度天皇の座に返り咲く
☆恋人を太政大臣禅師という高い地位につけて
*「道鏡を天皇にしよう」と主張した
☆宇佐八幡宮は道鏡におもねったのか
*「道鏡を天皇にせよ」というご神託を出す
*朝廷は騒然とし、宇佐八幡の真意確認で、使者・和気清麻呂が派遣
☆空気を呼んだ宇佐八幡宮はご神託 を出し直した
☆宇佐八幡宮は道鏡におもねったのか
*「道鏡を天皇にせよ」というご神託を出す
*朝廷は騒然とし、宇佐八幡の真意確認で、使者・和気清麻呂が派遣
☆空気を呼んだ宇佐八幡宮はご神託 を出し直した
*皇室に生まれてもいない人間が皇位につくなどあり得ないという
*最初とはまったく違う神託を出した
☆和気清麻呂がこの神託を持って朝廷へと報告する
*怒り狂った称徳天皇は、彼を処罰する
*怒り狂った称徳天皇は、彼を処罰する
*和気清麻呂は、財産など全てを剥奪され、島流しにされた
☆称徳天皇が亡くなると道鏡も失脚し、和気清麻呂は都に戻された
☆称徳天皇が亡くなると道鏡も失脚し、和気清麻呂は都に戻された
⛳興味ある宇佐八幡宮の立ち位置
☆八幡様は、高天原系と呼ばれるような伊勢神宮系の神様ではない
*宇佐地方(大分)の土着神
☆皇室を管轄しているのは伊勢神宮
☆皇室を管轄しているのは伊勢神宮
*天皇家に関する神のお告げが述べられるなら伊勢神宮であるべき
☆当時の宇佐八幡宮の神主集団は、機を見るに敏な人々だった
*聖武天皇が東大寺の虐舎那仏を作る際
*最初に賛同の意を示して、「私たちも協力しましょう」と
*大仏作りに加わったのも宇佐八幡宮でした
*宇佐八幡官は時代の風をうまく読み、天皇の意に賛同した
☆東大寺ができると、そのご褒美として、宇佐八幡は鎮守八幡
*宇佐八幡官は時代の風をうまく読み、天皇の意に賛同した
☆東大寺ができると、そのご褒美として、宇佐八幡は鎮守八幡
*東大寺を鎮守する社を構えている
☆道鏡の皇位纂奪騒動で、宇佐八幡は皇位の行方に関わる動きをした
☆道鏡の皇位纂奪騒動で、宇佐八幡は皇位の行方に関わる動きをした
*その結果、平城京から平安京への遷都が行われたとき
*都を守る大事な場所・裏鬼門に置かれたのが石清水八幡
*石清水八幡は朝廷からも非常に重んじられ
*朝廷が年中行事で各神社に使者を派遣する際
*二番目に重んじられる神社となった(三番目は賀茂神社)
☆高天原系の神様ではないが
☆高天原系の神様ではないが
*土着神である八幡様が非常に高い地位に置かれたのは
*日本の歴史に重要な役目を担ったご褒美
⛳孝謙天皇は道鏡にほれ込んだ理由
①道鏡は非常に男性器が大きかった
①道鏡は非常に男性器が大きかった
*性器の長さが膝まであった、巨根伝説も残っている
➁道鏡が僧侶であった
*政治に携わる権力者は、占い等を信頼する傾向があります
*政治に携わる権力者は、占い等を信頼する傾向があります
*宗教の力を借り、神通力と称して
*人前で不思議な現象を起こす人々はごくたまに現れます
☆鎌倉時代を見ても、天皇が非常に信頼していた僧侶には
☆鎌倉時代を見ても、天皇が非常に信頼していた僧侶には
*雨を降らせたり、雨を止めたりする力を持った人が多かった
☆彼らの力が本物かどうかはかなり怪しいですが
*その力を見せつけられると
*何かとプレツシヤーの多い決断を迫られる権力者は
*盲目的に信じ、その人の存在抜きには出来なくなった
(敬称略)
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⛳出典、『愛憎の日本史』
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