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「孝謙天皇と道鏡」「宇佐八幡宮」「宇佐八幡宮ご神託」

2024年01月25日 | 歴史
🌸 天皇家の「愛」と「憎しみ」3

「要旨」
 ☆孝謙天皇と道鏡のロマンスが女帝を廃した
 *孝謙天皇は道鏡にメロメロになり寵愛した
 ☆「道鏡事件」に深くかかわった宇佐八幡のご神託
 *宇佐八幡宮「道鏡を天皇にせよ」というご神託を出す
 *空気を呼んだ宇佐八幡宮はご神託 を出し直した
 ☆八幡様は、高天原系と呼ばれるような伊勢神宮系の神様ではない
 *当時の宇佐八幡宮の神主集団は、機を見るに敏な人々だった
 *聖武天皇の大仏作りに加わったのも宇佐八幡宮でした
 ☆道鏡の皇位纂奪騒動で、宇佐八幡は皇位の行方に関わる動きをした
 *皇室にとり2番目に重要視する神社である
 ☆孝謙天皇は道鏡にほれ込んだ理由
 ①道鏡は非常に男性器が大きかった 
➁道鏡が僧侶であった





「孝謙天皇と道鏡」「宇佐八幡宮」「宇佐八幡宮ご神託」

孝謙天皇と道鏡のロマンスが女帝を廃した
 ☆孝謙天皇の即位によって、日本の歴史は大きく変わる
 *彼女以降、江戸時代まで、女性天皇がいなくなってしまった
 *原因は、孝謙天皇が、女性として一人の男性を愛してしまったから
 *「日本のラスプーチン」法相宗の僧侶・道鏡
 ☆孝謙天皇は道鏡にメロメロになり寵愛した
 *孝謙天皇が強い庇護を与えたことで
 *道鏡は政治に口出しするようになり、朝廷は大混乱に陥る
 ☆彼は政治への介人のみないず
 *皇位の簒奪、自分が天皇になることを望み始めた
 ☆孝謙天皇のサポート役、藤原仲麻呂
 *道鏡を排斥しようと乱を起こすが、逆に殺されるという憂き目に遭う
 *藤原仲麻呂に代わって、道鏡が大きな権力を振るまう

「道鏡事件」に深くかかわった宇佐八幡のご神託
 ☆一度は天皇の位から降りたはずの孝謙天皇
 *道鏡をバツクアップするために再び皇位を手に入れようとした
 *皇位についていた淳仁天皇を武力で排斥し、流罪にした後
 *自分が称徳天皇としてもう一度天皇の座に返り咲く
 ☆恋人を太政大臣禅師という高い地位につけて
 *「道鏡を天皇にしよう」と主張した
 ☆宇佐八幡宮は道鏡におもねったのか
 *「道鏡を天皇にせよ」というご神託を出す

 *朝廷は騒然とし、宇佐八幡の真意確認で、使者・和気清麻呂が派遣
 ☆空気を呼んだ宇佐八幡宮はご神託 を出し直した
 *皇室に生まれてもいない人間が皇位につくなどあり得ないという
 *最初とはまったく違う神託を出した
 ☆和気清麻呂がこの神託を持って朝廷へと報告する
 *怒り狂った称徳天皇は、彼を処罰する
 *和気清麻呂は、財産など全てを剥奪され、島流しにされた
 ☆称徳天皇が亡くなると道鏡も失脚し、和気清麻呂は都に戻された

興味ある宇佐八幡宮の立ち位置
 ☆八幡様は、高天原系と呼ばれるような伊勢神宮系の神様ではない
 *宇佐地方(大分)の土着神
 ☆皇室を管轄しているのは伊勢神宮
 *天皇家に関する神のお告げが述べられるなら伊勢神宮であるべき
 ☆当時の宇佐八幡宮の神主集団は、機を見るに敏な人々だった
 *聖武天皇が東大寺の虐舎那仏を作る際
 *最初に賛同の意を示して、「私たちも協力しましょう」と
 *大仏作りに加わったのも宇佐八幡宮でした
 *宇佐八幡官は時代の風をうまく読み、天皇の意に賛同した
 ☆東大寺ができると、そのご褒美として、宇佐八幡は鎮守八幡
 *東大寺を鎮守する社を構えている 
 ☆道鏡の皇位纂奪騒動で、宇佐八幡は皇位の行方に関わる動きをした
 *その結果、平城京から平安京への遷都が行われたとき
 *都を守る大事な場所・裏鬼門に置かれたのが石清水八幡
 *石清水八幡は朝廷からも非常に重んじられ
 *朝廷が年中行事で各神社に使者を派遣する際
 *二番目に重んじられる神社となった(三番目は賀茂神社)
 ☆高天原系の神様ではないが
 *土着神である八幡様が非常に高い地位に置かれたのは
 *日本の歴史に重要な役目を担ったご褒美

孝謙天皇は道鏡にほれ込んだ理由
 ①道鏡は非常に男性器が大きかった
 *性器の長さが膝まであった、巨根伝説も残っている
 ➁道鏡が僧侶であった
 *政治に携わる権力者は、占い等を信頼する傾向があります
 *宗教の力を借り、神通力と称して
 *人前で不思議な現象を起こす人々はごくたまに現れます
 ☆鎌倉時代を見ても、天皇が非常に信頼していた僧侶には
 *雨を降らせたり、雨を止めたりする力を持った人が多かった
 ☆彼らの力が本物かどうかはかなり怪しいですが
 *その力を見せつけられると
 *何かとプレツシヤーの多い決断を迫られる権力者は
 *盲目的に信じ、その人の存在抜きには出来なくなった
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『愛憎の日本史』

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