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「シリアの内戦」「イランの統治」

2023年12月20日 | 宗教
🌸イスラムと暴力4

『要旨』
 ☆対立が複雑に入り組んだシリア内戦
 *アメリカ・アサド・ロシア・イスラム国・クルド人・トルコ
 ☆イラン・イスラム共和国の統治はうまくいっていない
 ☆イランでは、イラン人が支配的立場にいて
 *シーア派によるイスラムの統治で、上から押し付けている統治だ

対立が複雑に入り組んだシリア内戦
 ☆シリアは内戦で、アサド大統領の政権が反体制派を激しく攻撃した
 ☆シリアは、宗教とは関係のない独裁国家
 *近代国家で、政党も議会もあるが、実質は、諜報組織と軍でできている
 *イスラム指導者を味方につけたり、消すこともできる
 ☆シリアの内戦が宗派抗争でない
 *発端は、長年のアサド体制の独裁と強権に、抵抗する市民の運動
 *政権側は、それを弾圧のノウハウを駆使してつぶそうとした
 ☆最初、政権へに抵抗は、自由シリア軍組織でイスラム過激派ではない
 *欧米も最初はこの反体制派を支援していた
 ☆イスラム世界で
 *「異端」のアサドがスンニー派を迫害している
 *ジハードの戦という声が広く沸き起こる
 *アルカイダやイスラム国や他のイスラム武装組織
 *アサド政権とのジハードの戦いに乗り出した
 ☆欧米諸国は懸念を深める
 *反政府勢力に宗教色がないかぎりは支援したが
 *イスラム武装組織が次々に登場したため手を引く
 ☆イスラム国は、自分たちに同調しない組織
 *みな不信仰者の集まりと言って攻撃をし、シリアはカオスに陥る
 ☆ヨーロッパ諸国もアメリカも
 *イスラム国をつぶさなければならないということで一致したが
 *シリアやイラクに地上軍を送ることには、みな消極的
 *シリアの内戦に手を突っ込んでも何も得られない
 *アメリカは、現地の人間をクルド人を使うことにした
 *イスラム国は彼らを激しく攻撃し支配領域を広げていきます
 ☆アメリカは、シリアのクルド人武装勢力を支援してイスラム国と戦わせた
 *激戦を制してイスラム国を破ったのはクルド人部隊(PKK)
 *PKKは、共産主義のゲリラ組織ですから、イスラム色はない

 ☆PKKはアメリカ、EU、トルコで、テロ組織に指定されていた
 *隣国のトルコを巻き込んで、複雑な問題を引き起こす
 ☆アメリカもEUも、イスラム国ようはマシだということで
 *民族主義の武装組織を利用したが、トルコの安全保障に脅威となった
 ☆シリアでは、ひとたび内戦に陥ると
 *世俗的な近代国家は、「敵」を滅ぼすことしか眼中になくなる
 *歴史のなかで育まれた講和の知恵も共生の知恵、 一掃された

上からイスラムで抑えつけても失敗する
 ☆イランの場合
 *欧米寄りの王政を倒し、イスラム指導者が統治する体制に変わった
 *イスラムを上から押し付けるかたちで統治するが
 *イランでは、それを望む人もいれば、望まない人もいる
 ☆イラン・イスラム共和国の統治はうまくいっていない
 *イスラム体制のイランでは、女性のヒジャーブ着用が強制されてる
 *イスラム学者の法解釈の先生たちが長いこと議論した結果です
 ☆ヒジャーブ着用はイスラムの教えでは、国が強制はできない
 *社会的な同調圧力はありますが
 *被らないからといって法律で処罰することはできない
 ☆イランでは、取り締まる「道徳警察」がある
 *女性の頭髪は性的な部位、喉元やうなじも同様
 ☆イランで大規模な抗議運動が発生した
 *イスラム体制そのものに不満が爆発した
 *注目すべきは、最初に犠牲になった女性はクルド人だった
 ☆クルド人は、トルコ、イラン、シリアにもまたがって暮らしている
 *多くの国で「民族」による差別の問題が出ている

シーア派の国イランが抱える特殊事情
 ☆イスラム宗教は、本来、民族を超越している宗教だ
 *イランのようなシーア派の国では、特殊な事情がある
 *シーア派には、アラブ人・クルド人、アゼルバイジャン人もいる
 ☆イランでは、イラン人が支配的立場にいて
 *シーア派によるイスラムの統治で、上から押し付けている統治
 *クルド人は従属的な地位に置かれています
 ☆ウクライナ戦争が長期化し、イランはロシアに接近している
 *両者には、政治的なイデオロギーのつながり皆無
 *アメリカ主導の価値の政治に反対する点で一致している
 ☆イランの最高指導者ハメネイ師は
 *自分もロシアのプーチンのように
 *強者の統治をやると世界に示したいのでしょう
 ☆多数を占めるスンニー派
 *宗教指導者が現実の政治指導者と一致する必要はない
 ☆イスラム体制を捨てなくても、現状を変えることはできる
 *強いイスラム指導者が、強い国家を建設する考えを捨てるのが必要
 *現在の状態では、周囲のスンニー派諸国からも支持されていない
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『分断を乗り越えるためのイスラム教入門』








「シリアの内戦」「イランの統治」
(ネットより画像引用)

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