慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『シュナイダー』『ブラント』『メンゲル』『フェアシュアー』

2024年07月18日 | 生命科学
🌸"いのち”の優劣 ナチス知られざる科学者3

変質していく優生政策
 ☆全面戦争への突人で医師が不足していく状況下
 *施設や医療機関で暮らす障害者や精神疾患の患者などへ
 *断種法の不妊手術は中止され、「安楽死計画」が実施される
 ☆本来の優生学の考え方は
 *自然洵汰によって行われる適者生存のメカニズムを人為的に代替し
 *”遺伝的に劣等な形質を持った者”が「生まれてこない」ようにするもの
 ☆社会にとり価値がないと見なした者を「安楽死」が可能なら
 *優生学によって遺伝の仕組みを解明したり
 *望ましい形質を得るための生殖管理の技術を開発したりする
 *必要そのものがなくなってしまった
 ☆学問として研究されていた優生学の存立根拠
 *ナチスが安楽死計画に踏み出した時点で完全に破綻した

収容所で行われた「強制採血」
 ☆フェアシュアーは仮説をたてた
 *「人種に血液中のたんぱく質に違いがある」
 *ユダヤ人に特有のたんぱく質を発見しようと考えた
 *比較のためにさまざまな人種の血液を入手した
 ☆塩基配列などで表現される遺伝情報での仕分けの試み
 *塩基配列等、知られていなかった時代であることを考慮すれば
 *血液を分析で、生物学的な差異を判別の着眼、先駆的であった
 ☆「ユダヤ人」という概念は、人種ではなく
 *文化的・宗教的・歴史的な括りである
 *それを、科学的、生物学的に特定できるとに思い論理的破綻があった
 ☆彼の研究は、倫理的に非難されるべきもので
 *科学と呼べるようなものではなかった

裁かれなかった「科学者の戦争犯罪」
 ☆カール・シュナイダー(障害者の人体実験を繰り返した)
 *精神疾患の患者の名前で精神科病院に潜伏するも
 *発覚して連合国軍に逮捕され自殺.
 ☆カール・ブラント(障害者の安楽死計画を実行した)
 *戦犯法廷にかけられ、有罪判決を受けて絞首刑に処せられた
 ☆メンゲレ(フェアシュアーの愛弟子)
 *解放直前にアウシュビツツ強制収容所を脱出、占領軍の捜索から逃亡
 *南米へ落ちのび、名前を変えて転々と隠れ住みながら
 *ブラジルのサンパウロ州で海水浴中に溺死した(34年間後)
 ☆フェアシュアー(人体実験に関与していたことを示す書類を破棄)
 *自らが不利となる証拠を隠滅する
 *アウシユビツツで何が行われていたか、私は知らされていなかったと
 *証言し、解放されたが、 再び拘束され調査された
 *フニアシュアーの関与を立証するのは困難だった
 *フェァシュアーはナチスの犯罪の″指導者”ではなく
 *″追随者″と判定され、45万円の罰金のみで許され釈放された
 ☆実際、フェァシュアーの研究に
 *戦前、アメリカのロックフエラー財団が高額の研究費を拠出していた
 *連合国側も、フェアシュアーにはあまり踏み込めなかった
                        (敬称略)
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『闇に魅入られた科学者たち』




『シュナイダー』『ブラント』『メンゲル』『フェアシュアー』
(ネットより画像引用)

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