前立腺肥大手術（レーザー治療の不安を払拭）

前立腺肥大手術「ＨoＬＥＰ」は進化している

「経尿道的前立腺肥大切除術(ＴＵＲＰ」とは
　☆肥大症の治療では薬物療法が基本、肥大化して薬が効かない場合、手術が選択肢になる
　☆手術では、内視鏡を用いた治療法が主流です
　☆先端に電気メスをつけた内視鏡を尿道に入れて前立腺肥大を取り除く
　☆巨大な前立腺摘除に対しては、出血が多くなりやすいです
レーザーを用いた治療法「ホルミウムレーザー前立腺核出術（ＨoＬＥＰ）」
　☆尿道から内視鏡を使ってアプローチし、レーザーで前立腺肥大をくりぬくように切除
　☆巨大になった前立腺でも出血を抑えて治療できる利点がある
　☆技術の習得が難しい面もあり、そのわりには普及していない
聖路加国際病院泌尿器科の遠藤医長
　☆前立腺肥大症治療や前立腺がん治療の専門医
　☆ＨoＬＥＰを行う医師が集まり、誰でも同じように治療できる啓蒙活動実施
　☆教育プログラムを作ろうとしています
　☆ＨoＬＥＰ約１２年前から導入し、技術革新に尽力しています
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
出典内容の知識共有、購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
　☆記事内容ご指摘あれば削除します
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『ＴＨＥＭＩＳ』７月号




レーザー治療の不安を払拭（ネットより画像引用）

加齢に伴い男性は「削立腺肥大症」になりやすい
８０歳以上の約８０％に肥大があると推計される
良性の病気ゆえに、そのまま放置していても問題はない
肥大することでＱＯＬ(生活の質)の低下につながることがある
　☆「残尿感がある」「尿が勢いよく出ない」「トイレにすぐ行きたくなる」などの症状
前立腺が、４００Ｇ（通常２０Ｇ）と赤ちゃんの頭程度にまで大きくなるケースもある
　☆肥大化した前立腺は、排尿機能障害に結びつきやすい

射精は不可だが性行為はＯＫ
ＨoＬＥＰは、他の手術に比べて低侵襲だが、前立腺の内部を完全にくりぬいてしまう
排尿コントロールの括約筋を支える構造が弱くなる
　☆尿失禁の合併症につながるリスクがあるといわれる
遠藤医長は、括約筋をなるべく触らずに前立腺をくりぬく方法を工夫
前立腺は、精巣でつくられる精子を含む精液を尿道に押し出す働きを持つ臓器
前腺肥大を切除しても、精巣で精液は作られ続け、性欲が高まれば勃起もする
射精感はありますが、射精そのものはできなくなる